GEAR MISSION|タフで無骨な【小型アウトドアファン】を開発します。

2022-06-10 12:00:00 活動報告一覧に戻る

#8 開発承認 Part.1

皆さん こんにちは!張り切って活動報告していきたいと思います! 前回は3Dプリンターなどで検討した段階をご覧にいただきました。
今回はいよいよ、開発承認を社内でもらう段階のプレゼンテーション時の内容をお伝えしようと思います。 製品の内容などをある程度わかるかと思いますので、是非ご覧ください。 少し長くなってしまうので、Part.1とPart.2の2回に分けて紹介をしていきたいと思います。

そもそもどんな扇風機?

そもそも、「GEAR MISSION」というシリーズから、言ってしまえば扇風機を出すにあたってどんなものが良いのか?というところから考える必要がありました。
僕が考えるにあたり、アウトドアシーンなどで使われる、“扇風機”にはいくつかタイプがあるよね?という所で大まかに整理をしてみようと思いました。 ①卓上扇②サーキュレーター③ハンディ扇風機④首掛け扇風機 こういったタイプがあるなと思ったわけです。 その中でも①②と③④では、そもそもの使用者⇔製品との距離感が違うそういったところに注目しました。 ③④は使用者の体に近いところに存在しています。かつ、ハンディ扇風機は使用する際に片手が制限されてしまうという現象が起きるという事などを確認しました。そういった意味で首掛け扇風機は手がフリーになることなどがメリットとしてあるな~なんて思ったわけです。 ①②はそういった意味で③④とは違うなと・・・。 アウトドアシーンにおいては、テントなどを準備したり、料理を作ったり、本を読んだり・・・ “何かをしている”という状態が多いかなと思いました。その段階で③のハンディ扇風機を出すのは違うなと思ったわけです。 ここで一旦、次のフェーズにいってみます。
さらに、そもそも論なんですが・・・ 皆さんは、扇風機とサーキュレーターの違いってご存じですか? 自分は、なんとなくで理解はしていましたが再度ここについても整理しようと思ったわけです。 内容としては上の画像の通りです。 なんとなく理解していても、改めて言語化して整理するとなるほどな~と思いました。 ・扇風機⇒人が涼を取る。 ・サーキュレーター⇒空気の流れを促す。 こういったところですね。そもそもの目的が違うわけです。 ただ、サーキュレーターというのは季節性がないなと思いました。 普通の家の中での生活を考えても、夏場にエアコンで部屋の温度を下げようとしますが、より効率的に空気を冷やしていくためにサーキュレーターを使うと良いなんて聞いたことはありませんか?これは冬場などでも同じです。また、僕自身の経験として“扇風機”自体をサーキュレーター替わりに使う事もあるかな~なんて思ったりもしました。 何しろ、新しい商品を生み出す側として、「夏場しか使わない」よりも「年中使ってるよ!」という風になってほしいな~と思いました。 そういう意味でも、先ほどまで話していた④首掛け扇風機もそういう所では違うな~と思いました。

選んだのは卓上扇(サーキュレーター)

そんな事なんかも考えたりして、卓上扇タイプを選ぶことにしました。 2枚上のタイプ別の画像にもチラッと記載してますが、作り方によってはいろんな使い方を提案できると思ったのも選択要因の1つです。 少々長くなってしまったので、続きはPart.2で紹介します。 次回は、提案製品の説明を致します。

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プロフィール

  • 株式会社トヨトミ


  • 70年の歴史がある老舗ストーブメーカーの「トヨトミ」です。 [“温かさを通じて広く社会に貢献する” を目標に、皆様の「暮らしのパートナー」として、トヨトミは歩み続けております。1952年(昭和27年2月)、初めて世に送り出した石油コンロ。これが株式会社トヨトミの礎なのです。世界各国のご家庭に文化の炎をともして半世紀。私どもは石油燃焼機器、家庭電気機器メーカーとして、常に業界をリードし数々のエポックを創り出してきました。そしてこれからも石油燃焼機器はもとより家庭電気機器についても、さらに喜ばれる製品づくりに力を注いでまいります。]
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