水筒と暮らすバッグ「すいトート」初めての柄入りバージョンを作りたい!
水筒と暮らすバッグ「すいトート」初めての柄入りバージョンを作りたい!
試し刷りができました!
3種類のプリント生地の試し刷りが届きました。
心配していた滲みもなく、キリっと刷ってもらえました。
いろいろな印刷方法があるなか、
今回は超アナログです。

バッグ1点分の面積の大きな版を作って職人さんが二人がかりで
その大きな版を布に乗せてシルクスクリーンの要領で1枚1枚刷る
という 贅沢な方法です。
大量の生地を刷ったり、均一なプリントには向きませんが、
この方法によって僅かなインクの抑揚が出て機械でのプリントには無い
優しい印象が生まれます。
「キイロ」と「キナリ」は1発でイメージ通りに
出来上がりました。
印刷屋さんに感謝です!
さて問題は「ハイイロ」。
白のプリントを乗せるので全体に色がぼやけないようにと
濃いめの生地を選びました。
すると初回の試し刷りで
「目がチカチカする!!!!」 という問題が発生。
初回のインクの濃度を変えたもの、
別の(少し透明感のある)インクを薄めに調整してもらったもの
2種類を刷ってもらいました。
左が「チカチカするver.」
真ん中が「左のインクを薄めたver.」
右が別のインクです。
画像では僅差に見えますが、
左が初回のものです。
厚くインクが乗ってこの柄をするにはクッキリしすぎています。
一番右の別のインクは色は淡いですが、若干滲んで線が太く
なってしまいました。
中央はラインはきりっとしたままで、色のコントラストが和らいで
とても良い雰囲気です。これに決定します!
次のステップは、試作縫製です。
グレーの生地を製品と同じ形に縫い上げて貰います。
持ち手の長さと取り付け位置、袋部分の深さの使い勝手、
全体の雰囲気を検討します。

