【OneSelF】「仕事」と「カラダづくり」が調和した創造空間を創りたい

【OneSelF】「仕事」と「カラダづくり」が調和した創造空間を創りたい

[Report vol.11] 僕が「みどりの力」を導入したい理由

「みどりの力」

皆さん、こんにちは。 OneSelFの佐藤です。 本日は3rd STEP達成で導入したい「みどりの力」について綴りたいと思います。 *この文章は僕のnoteから抜粋、一部改変してお届けします。

OneSelF三鷹のジャングル化

今年OneSelF三鷹を少しジャングル化しました。
施設玄関横
施設入口横
そして、この年末からスタッフ一人につき1つ植物を育てる「みどりとこころを育むキャンペーン」を始めました。 植物を育てるって結構大変で、種類や季節によって育て方も変わってきます。 これらを創意工夫し育てていくことで、施設がみどりを溢れ、またそれを育てるこころも養われ、さらに良い雰囲気が漂う空間が創造できるのではと考えました。 自身が空間の一部を創っている、という事実はOneSelFにとって、とても重要なマインドです。

Urban Natural

こうした都会の中で育てる「みどり」。 おそらく都会だからこそ感じる「みどり」の魅力もあると思います。 最近、自然回帰や人間回帰が結構叫ばれておりますが、僕はここにとても違和感を感じるんですね。 僕も広島の田舎育ちで、まさに野山を駆け回って育ちました。 それはそれで確かに良くて、まさに自然と一体化していたわけです。 ただ、だからと言って田舎に帰ろう、とか都会を離れよう、っていうのは少し違うなと思うんですよね。 これだと都会=悪、みたいな図式になりやすい。そう思っていなくても。 もちろん、田舎には田舎の良さがあり、田舎に行きたい人はどんどん行って欲しいし、行けるような体制が整ってきていると思います。 ただみんながみんな、自然と戯れたり、田舎に行く必要はないなと。 都会には都会の良さがあって、それは今まで都会を作り上げてきた人と、今そこに住んでいる人が作り上げてきた価値がある。 その価値は利便性とか多様性とか、革新性とか。 これは本当にすごいことで、恩恵受けまくってると思うんすよね。 だからこそ、都会=悪ではなくて、都会と緑の共存という形があってもいいのかと。 それがまさにUrban Naturalというスタイルで、都会にいながらにして緑を身近に感じられる。そんなスタイルがあっていいのでは無いかと。 利便性と自然回帰は両立できるんじゃ無いかと思ってますし、そんな環境で最高の実現を目指せたら、それこそ最高だなと。

みどりの効果

ということで、なんとなく感じている緑の効果について、どんなことがわかってるのかを今、色々と調べています。 こちらの記事にわかりやすくまとめられてたので以下に挙げます。
■気分や態度をポジティブにする ■ストレスを減らす ■生産性を高める ■疲労回復を高める ■創造性を刺激する ■地域社会のつながりを促進する しかもこれ、緑がSmallでも良いとのこと。 おーめっちゃいいな。 これだけ聞くとそんな感想です。 温泉の効能もこんな感じですよね。 なんとなく言いことはわかったけど、緑がこんな影響を与えますーという記事があったので、原文から読んでみました。
内容はアメリカで、約500万人を対象に13年間支払った医療費を追跡し、その医療費と住宅付近の樹木による被覆率との関連を調べたものでした。 おそらく後ろ向きの解析だろうけど、500万人の13年間分のデータがあるのはすごい。 そして、樹木の被覆率を表す指標があることが勉強になった。
Stephen K.Van Den Eeden, 2022より引用
正規化植生指標(Normalized Difference Vegetation Index)という指標があり、国土地理院でも解説してます。
この研究からわかったのは、緑に多く覆われた地域の住民は、少ない地域の住民よりも年間の医療費が少なかったこと。 具体的には上位10%の緑被覆率の人と下位10%の緑被覆率の人とでは年間で一人当たり約374ドル(円安で今だと5万円くらい?)差があったということです。 もちろん一概に緑多ければ、病気しないよーと言えるわけでは無いですが、緑が多ければ運動する人も多くなるだろうし、そのあたりも含んで緑はカラダに良い影響がありそうだな、という印象です。 これからもっともっとこういう知見は増えてくると思うので、引き続き調べていこうと思います。

今後の展開

このグリーン化、ジャングル化は最高を実現するための外部環境の一つです。 これまでも施設のアスレチック化、バリアフリー化など色々とバージョンアップしてきました。 この環境はまだまだ進化していきますし、新しい要素をどんどん取り入れていきます。 ここで大切にしたいのが、調和です。 人も情報過多で、あっちやこっちで言ってることが違うとしんどいし、疲れちゃうし、どこか疑心暗鬼になりやすい。 これは外部環境も同じで、最高を実現する空間、という同じベクトルで、空間づくりをしていきたいと思っています。 現在も色んな人の力を借りて、グリーン化に取り組めているように、様々な角度、様々な視点で色んな経験をして、共創できる空間を構築できたら嬉しいです。 最高の自分史を刻む空間、これからも創意工夫を重ねながら創っていきます。 OneSelF立川もグリーン溢れる空間にしていきたいと思っています! どうぞお楽しみに^^

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