次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

醤油発祥の地 和歌山県湯浅町から杉樽を使った昔ながらの製法で最高の醤油を最高の職人が醸造し、世界一をめざして頑張っている湯浅醤油有限会社です。 昔ながらの木樽を使った古式醸造で醤油を醸している蔵は日本に数蔵しか残っておりません。 普段から木樽を使って醤油を造っていますが、この度は2階建てくらいの高さがある大きな新樽で醤油を造るプロジェクトを始動します。 伝統製法を後世に残したい! 5/19までにご協力頂いた方には、お届けは2017年11月頃ですが 一生に一度の出来たて新樽醤油をお届けします!

今回のプロジェクトで設置予定のビル2階相当の高さの木樽

■100年後に木樽で醸した伝統的な醤油が残っていないのは醤油蔵としては許せない

最高の素材を最高の職人が伝統的醸造法で醸す最高の醤油造り。昔ながらの木樽で仕込んでいます。
日本の伝統食品”醤油”を醤油発祥の地湯浅から世界へ広める醤油の伝道師 五代目当主 新古敏朗(しんこ としお)
皆様 はじめまして! 私は醤油発祥の地、和歌山県湯浅町にある湯浅醤油(ゆあさしょうゆ)の新古です。 いきなりですが、皆様は木樽を使い、昔ながらの製法で醸した本当に美味しい醤油を食したことはありますでしょうか。
日本にはほとんど現存しない杉樽
「世界一の醤油を造りたい」 数十年前まで日本人の食卓で普通に使われていた昔ながらの醤油が無くなってしまう危機に瀕しています。 実は昔ながらの美味しい醤油を醸している醤油蔵はどんどん減ってきているのです。 醤油発祥の地湯浅も例外ではありません。 最盛期(江戸時代)、この湯浅町には92件の醤油屋があったといわれております。 ところが高度成長期の工業生産の醤油に押され、昔ながらの醤油は市場を失いました。 日本中で昔ながらの醤油屋が廃業を余儀なくされ、現在ではこの湯浅においても片手で数えられる程の醤油屋が残るに過ぎない状況となっています。 しかしバブル経済がはじけ、歴史や本物を見直す時代が到来しました。 今も湯浅の醤油が健在し、最高の醤油を最高の職人が醸造し、世界一をめざして頑張っています。 本当に美味しい醤油をお届けします。
今回のクラウドファンディングに出すことも最初はためらいました。 あまりにも大きく高額な杉樽。ただの自己満足だと思われはしないか。ただの工場の拡張と受け取られはしないか。 売上増の取り組みだとはとられないか。などなど。。 しかし、今回のプロジェクトを通じて、湯浅醤油の「つくる」「伝える」「貢献する」という理念のもと、皆様が醤油造りの文化に「触れる」「味わう」「体験する」きっかけとなればと考え、思い切って取り組むことを決断しました。 ・つくる 代々受け継がれている信条は、「ええもん使って、真面目につくる」ということ。 ・伝える 醤油発祥の地、和歌山県湯浅町の伝統と技術、そしてなによりも先人の想いを伝えていく。 ・貢献する 醤油づくりを通じて地域社会の発展と、次世代を担う子供たちに地元を誇らしく思う気持ち=気づきを提供する。 今回のプロジェクトでは直径3mx高さ5mの大樽で湯浅醤油の看板商品「蔵匠 樽仕込み」を仕込みます。 一年半かけて仕込みますので皆様には大変お待ちいただくこととなりますが、新樽で熟成した 醤油は一生に一度味わえるかどうか!是非ともこの機会に味わってください。 さらに!応援いただきました皆様には醤油造りの伝統的手法「櫂入れ(かいいれ)」を体験していただきます。 櫂入れとは熟成しているもろみに酸素を与えてあげる作業です。 体験を通じて、皆様に醤油の素晴らしさをお伝えしていきたいと思います。

■湯浅醤油が目指すもの 「世界一の醤油をつくりたい」

日々、世界一の醤油造りを志して止まない蔵人たち
実は湯浅醤油有限会社は日本で一番若い醤油蔵なのです。 平成14年に湯浅醤油有限会社を設立いたしました。
日本中で昔ながらの醤油屋が廃業を余儀なくされているのと同じく、親会社である丸新本家(明治14年創業)も様々な理由により醤油づくり、醤油事業を縮小させており、気付いてみると醤油という日本の食文化を代表するものが生活からかけ離れたものへと変貌してしまっていたのです。 ・醤油の伝統を絶やしたくない。 ・本物の醤油を世界に広めるべきだ。 ・醤油を身近なものにしたい。 そんな熱い想いがふつふつ湧き出てきて止まりませんでした。 そして周囲の反対(「失敗するに決まっている」「今から醤油屋なんて絶対無理だ」)を押し切ってはじめたのがこの湯浅醤油有限会社です。 数えきれない程の試行錯誤とスタッフの助け、なによりもお客様の支持により少しずつ”想い”を”形”にすることができて参りました。

▼古式製法×丹波の黒豆使用の「生一本黒豆醤油」

▼専用醤油ブームのはしり「カレー醤油」などヒット商品多数

▼ヨーロッパの有名すご腕シェフ達の使用

▼モンドセレクション最高金賞受賞10年以上連続受賞

モンドセレクション最高金賞は10 年以上連続受賞中です。現在のようにモンドセレクションが普及する以前から醤油業界では先駆けとして積極的に海外コンクールに出品しておりました。

▼見学ができる醤油蔵

▼小学生の食育の一環としてのマイ醤油づくり

▼無農薬・無肥料(自然栽培)で作られた究極の原料との出会い

▼美食家「魯山人」の名前が付いた究極の醤油造り

“想い”に終わりはありません。 今後ともひたすらに本物で最高の醤油を「つくって、伝えて、貢献」していけるように精進して参りたいと存じます。

■湯浅醤油といえば「蔵匠 樽仕込み」

原料は全て国産素材を使用。蔵人が命をかけた究極の醤油
今回、新樽で仕込むのは湯浅醤油の看板商品「蔵匠 樽仕込み」です。 通常は100年以上使用している杉樽で熟成させるのですが、新樽になるといつもと違った味わいになることでしょう。 新樽の一番熟成醤油は木のエキスやタンニンなどが入った薫り高く深い味わいに仕上がります。 一年半もの間熟成させますので皆様にはお時間をいただきますが、一生に一度かもしれないこの機会に新樽で醸した醤油を味わってみてください。

▼「蔵匠 樽仕込み」が美味しい理由その一 「国産丸大豆100%使用」

日本で作られている醤油の97%は脱脂加工大豆や海外産の大豆を使った醤油なのです。 国産の大豆を使った醤油はわずか3%! スーパーに100本醤油があれば、たった3本だけが国産大豆を使って作った醤油ということです。 湯浅醤油有限会社の醤油の大豆は全て国産大豆を使用しています。

▼「蔵匠 樽仕込み」が美味しい理由その二 「国産原料のみ使用」

国産小麦使用
全国を飛び回り見つけた五島灘産の塩を使用

▼「蔵匠 樽仕込み」が美味しい理由その三 「古式醸造で1年半じっくり熟成」

伝統的な製法で「櫂入れ(かいいれ)」も行います。
工業化が進み、現代主流となっている加温醸造(速醸法)ではなく、じっくりと熟成し 美味しくまろやかに仕上げます。 また一樽一樽丁寧に蔵人が櫂入れを行い、職人技による目利きで醤油の仕上がりを判断します。

■和食がユネスコ無形文化遺産に登録され醤油も注目を浴びている

皆様ご存じの通り、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され醤油も世界中から注目を浴びています。当店の湯浅醤油をベルギーの三ツ星レストランでご利用いただいたり、訪日外国人の方々にお買い求めいただいております。 先日も台湾からの団体さんにお越しいただきました。
ベルギーの三ツ星レストランのシェフにもわざわざ来社いただくことも。 日本の百貨店に並んでいる醤油を全て取り寄せ、その中で一番美味しいという評価をいただきました。
三ツ星シェフと湯浅醤油有限会社にて
日本人のお客様にも年間10万人来店いただいており、まずは日本国内へ、そして世界中へと醤油の素晴らしさを広めていくことが醤油発祥の地で醤油造りをさせていただいている我々の使命だと考えております。

■世界に醤油を広めるためには、現状の樽では製造量が限界に

現状、日本国内での販売のみで有難いことに製造設備が限界を迎えています。 この度、工業化をせずに昔ながらの製法で増産するため、新社屋を建て、6つの樽の導入を決断しました。 まずはそのうちの1つ目を導入します。 直径3mx高さ5mの大樽ですので、品質の良い醤油をたくさんの方々に召し上がっていただけます。 「品質の良いものは少量しか生産できない」「品質の悪いものは大量生産できる」といった醸造業の常識がありましたが「品質の良い醤油をたくさんの方々に召し上がっていただけるよう」今回のビッグプロジェクトで覆したいと思います。

■そこで今回のプロジェクトに挑みます!

私たちは品質の良い安心安全な醤油を世界中の人々に召し上がっていただくため 「木樽の増設」をプロジェクトとして掲げることといたしました。 木樽は数百万円しますが、ここで賛同頂いた皆様からのお金はこの木樽の購入にのみ使用いたします。 目標金額は50万円に設定しております。 それよりも本物を知って、湯浅醤油に共感していただける人を少しでも多く集め 皆様に湯浅の地に足を運んでいただきたいという想いからプロジェクトを始動いたしました。 ですので、今回はこの「50万円」を目標金額に設定して、プロジェクトに挑みたいと思います。

■湯浅醤油を通じて地元湯浅に貢献したい

私が学生時代、湯浅を離れて大阪に住んでいたとき友人から「湯浅って醤油やシラスが美味しいよね」と言われたことがあります。 県外から高い評価を得ているのですが、実は湯浅の人々は自分たちがもっている良さに気付いていませんでした。私もその中の一人でした。 「このままではいけない」「醤油をはじめシラスや湯浅なすなど誇れるものがたくさんある。これらを自分たちの子から子へ伝承しなければならない」と強く感じました。 そこで今では地域の小学校や大学で湯浅醤油や金山寺味噌などの伝統食品に触れてもらうため食育活動をしています。
また醤油造り、味噌造りは農業と切っても切り離せません。 原料を生産していただける農家さんがいるから、我々も美味しい醤油、味噌が作れるのです。 湯浅の伝統野菜「湯浅なす」復活プロジェクトなど、醸造業である我々だからできることに今後も取り組んでいきたいと考えております。

■最後に

私達は、サポーターの皆様と本当により美味しい醤油造りを追求したいと思います。 そして、皆様と一緒に樽を眺め、麹菌が醸す醤油の香りを味わいたいと思います。 ぜひこのプロジェクトに参加していただき、当社までお越しいただければと思います。 皆様を蔵内にご案内し、是非とも櫂入れを体験いただければと思います。 醤油は温かい食卓を演出し、笑顔が絶えない家庭、豊かな人生を作ると本気で想っています。 私たちとともにプロジェクトを通してともに歩む仲間を募集しております。 何卒宜しくお願いします。
樽オーナー(特典14)になっていただきますと新樽にサポーター様のお名前入りの木札(画像左側)を貼らせていただきます。またストラップ(画像右側)を郵送でお送りさせていただきます。

■最後の最後に

サポーター特典の全てに「櫂入れ体験」が付きます。 また、その他の特典として湯浅の地でしか味わっていただけない 「特別な体験」をご用意しております。 是非とも一度和歌山県湯浅町の当店にお越しください。 また是非とも樽オーナー(特典14)に賛同いただき、プロジェクトに携わっていただく 皆様の「お名前」、「大きな木樽」、「醤油の伝統製法」を100年後に継承していきましょう。
当蔵は「見て」「触って」「体験する」醤油のテーマパークを目指しております。 是非ともご家族、ご友人とお越しください。スタッフ一同お待ちしております。 私は、サポーターの皆様とこのプロジェクト1回だけのお付き合いだけでなく、末永くお付き合いさせていただきたいと思います。 これからも進化していく「湯浅醤油」を何卒宜しくお願い申し上げます。