次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

木樽(超大桶)プロジェクト 「断るか?増産か?」

湯浅醤油(有)、丸新本家の新古敏朗です。

昨年の秋、このままだと販売する醤油が足りなくなってしまうという
社内の会議で議論になりました。

解決策は、これ以上増産無しで、お客さんの注文を断るか?
生産量を増やして、需要に対応していくか?

湯浅醤油としての品質を維持し、生産枠を増やせるなら増やそうということになり、
検討していくことになりました。
(現在の湯浅醤油の見学蔵(九曜蔵)の中にも修復不能な漏れている木樽もある)



条件として、木樽の問題が浮上、
新規で木樽を増やせるかと設置する敷地問題と
醸造するには、1年半の歳月を寝かすという時間があります。

もたもたしていたら、来年再来年には、販売する醤油がなくなってしまします。
早く決断して、早く動かなければならないとい

議論に議論を重ね、いろいろな情報を集め2015年の11月頃
一つの答えがでました。

それが、大きな木樽を設置する(近畿地方最大)計画でした。
そこから、新蔵建設と、木樽の設置に向けた打ち合わせが始まりました。

新樽を作るということは、どういうことか
作ったらええやんと思っている方が一般的だと思いますが、
そんな、簡単な事では無いですよ。

発注してから、半年は作る事が出来ない事実があります。
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