次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

木樽(超大桶)プロジェクト「新樽とは?」

最高の素材を最高の職人が伝統的醸造法で醸す最高の醤油造り。昔ながらの木樽で仕込んでいます
湯浅醤油(有)、丸新本家の新古敏朗です。 今回目指した、湯浅醤油の新樽とは、下記写真(木製受水槽に使用)のようなタイプです。 もちろん、木製で、これを屋内に設置して中に湯浅醤油のもろみを仕込みます。 打ち合わせを繰り返し、直径3mx高さ5mの近畿地方最大の木樽になります。
ここで、問題です。 打ち合わせをしていると、注文すれば直ぐに出来そうなイメージだったのですが、 この規模モノを作るとき、木材から調達しなければなりません。 まず、材木(丸太)を購入し、製材し半年間の感想期間が必要になります。 そして、樽の材料は、(心材)は使えないのです。 11月にすぐさま木材の確保をしていただき、設営の準備することにしました。
樹齢400年で5メートルの材料を採用しました。
これをカットしています。 奈良の製材所で、製材してもらいました。 木材の祭壇は、原木の根元(太い方)から先端(細い方)に向かって走る芯を見極め 心材が入らないようにイメージしながら、丸を四角く裁断していきます。 (心材は、割れやすい)
回数を重ねていくうち、段々四角くなっていきます。
できあがった製材は、積み重ねています。
駄目な素材(この中で、漏りそうな部分)は、不採用ではね除けます。
こうして、できあがった材料を半年間乾燥させます。 次回に続きます
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