次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

次の100年へ木樽で仕込んだ醤油を残したい!醤油発祥の地”湯浅”で醸す新樽醤油

木樽は、完成しました! 木樽は生きている!

まだ、直ぐには醤油を入れることが出来ない理由

木樽が、完成してひと安心しましたが、これでは終わらない。 形は、完成していますが、まだまだです。 まずは、一度しか見る事ができない、樽の内部に行きましょう。
木樽の内部
上からしか見ていなかった 大樽の中に入りたいと思うのは心情 高さ5mと言えば、二階建ての家の天井くらいの高さでしょうか 揺れるはしご階段を一段一段下りていき内部に降り立ちました。 上を見上げると丸い所から天井板しか見えません。 ここから見るまっさらな景色は、これが最初で最後の光景です。
ここに、撹拌用のビニル配管を施します。 櫂棒で撹拌できないので、その代わりに空気を送り込み、空気が上昇する力で対流を起こし撹拌しようと言う考えです。 写真の様に中心部と外部に3箇所撹拌配管をしました。
水張り作業
いったん水を張り漏れチェックします。
木樽が生きている!というのは、この作業をする事なのですが、 実は、水を張っておかないと、内部と外部の水分が抜けていき乾燥し痩せていきます。 そうすると、ミシミシと音を立てながら乾燥していきます。 そのため、内部からは、水分を補給し、膨張させていきます。 乾燥と、膨張の均等をはかり容器の状態を安定させていきます。
引いて見ますとこんな感じです。 これで、満了に水をはり、1週間安定させます。
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