電子工作好きのためのラズパイPico W拡張基板+マルチエアーセンサ―ボード
ベースボードの設計思想について
皆様はじめまして、fireflakeのとりさんです。
今回はベースボードの設計思想についてお伝えできればと思います。
ベースボードは色々な機能が盛り込まれていますが、ラーメンと同じ!?で色々な機能ブロックの部品をトッピングして全部入りにするとだんだんお値段が上がっていってしまいます。
でも、ラーメンもカロリーも気になるので?毎回全部入りは頼まないですよね?(気にせず頼む人もいるかもしれませんが)
ベースボードも実は部品の乗ってない ベースボードに必要最小限の部品を載せていく形でも、シンプルかつ便利に使えるのです。
具体的には、ベースボードは、 Raspberry Pi Pico Wと、自分が使いたい機能で必要となるコネクタや部品をつけるだけといったミニマムな構成でも十分に使えるように設計されています。
例えばベースボードに
Pico W取付用のピンソケット + I2C コネクタ (1個か2個)
のみを実装します。 これだけでI2Cデバイスが2つ使えるベースボードが完成しますので、I2Cで接続可能なセンサーやディスプレイを同時につなぐことが可能です。(電源はPico W本体に付属のMicro USBコネクタから供給することになります。)

裸基板のベースボードに、Pico W取付用のピンソケット + I2C コネクタ2個をつけたところ(写真は開発中のものになります)
もし何か追加で実装したい部品があればベースボード上に用意されたユニバーサル基板エリア を使って実装してみてください。
これだけでもブレッドボードより堅牢に開発を行うことが出来ます。
そうして安定して動く回路が完成したら、電源ユニットの部分に部品 を実装しましょう。
これでACアダプタで安定的に駆動できるあなただけのシステムが完成します!
今まで通り、ユニバーサル基板を買って自分で作ってもいいですが電源引っ張ってコネクタ刺して配線してっていうのは地道に手間がかかります。 ですが、ベースボードなら Raspberry Pi Pico 専用のユニバーサル基板としてあなたがやりたいことに集中できるようにあなたの開発をお手伝いします。
是非触ってみてください。
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