伝説の「光速船」がMiniで蘇る!有機EL×物理シートで再現するベクトル体験 特典を見る

伝説の「光速船」がMiniで蘇る!有機EL×物理シートで再現するベクトル体験

\特別インタビュー/「後編」開発者が語る、ファンとの絆と日本への特別な思い

皆様、こんにちは! 開発の裏側に迫る特別インタビュー、今回は「後編」をお届けします。 後編のテーマは、ズバリ「ファンとの絆」と「日本への特別な思い」です。 イベントでの奇跡的な出会いや、プロジェクトの未来について語る彼の言葉からは、Vectrex愛がこれでもかと伝わってきます。胸が熱くなる後半戦、どうぞじっくりとお楽しみください!

チームと共に歩んだ軌跡

Q:チームの中で、誰が最も情熱を燃やしていた(プロジェクトの「魂」だった)と思いますか?

A: プロジェクトの真の魂を挙げるなら、それはJay Smith(ジェイ・スミス)です。彼はVectrexのオリジナルクリエイターであるだけでなく、40年以上前にこれに命を吹き込んだ人物です。彼がいなければ、このプロジェクトは存在しませんでした。 しかしそれ以上に、このプロジェクトの真の魂は「世代間の絆」だと私は信じています。Jayは原点を象徴しています。私たちのチームは現在を象徴しています。そして私たちは共に、Vectrexの未来を築いているのです。チームの全員が情熱、才能、献身をもたらしていますが、JayはVectrexの精神、記憶、そして心を担っています。私たちはただ、彼の遺産に最大限の敬意を払うために最善を尽くしているだけです。

Q:意見が衝突した時、どのような言葉や行動が全員を同じ目標へと引き戻しましたか?

A: 正直に言うと、Vectrex Miniの開発は最初は非常に孤独な旅でした。最初のアイデアから最初のプロトタイプまで、プロジェクトのほとんどを私の肩に背負っていました。しかし、疑念が生じたり意見が分かれたりした時、常に全員を引き戻してくれたのは同じもの、つまり「情熱」でした。 このマシンに対する私の情熱、Vectrexへの愛、そしてこの伝説を再び生き返らせるという絶対的な決意です。私は、情熱は伝染すると心から信じています。お金やエゴのためではなく、愛、歴史、遺産のためにやっていると人々が分かった時、彼らは自然とその冒険に加わりたいと思うのです。結局のところ、Vectrexを復活させ、新しい世代に引き継ぐというこの共有された夢こそが私たちを団結させ、共に前進する力を与えてくれています。

Q:振り返ってみて、現在のチームと一緒にこれを作り上げて本当に良かったと思えるエピソードを教えてください。

A: この旅全体で最も魔法のような瞬間の一つは、Gamescomの初日、Vectrex Miniを初めて一般公開した時です。その瞬間まで、プロジェクトは主に私たちの頭の中、工房、そして画面の中に存在していました。しかし突然、世界中から集まった何千人ものプレイヤー、ジャーナリスト、レトロゲームファンの前にそれが現れたのです。 最初に立ち止まり、マシンを見て「これ、本当にVectrexなの?」と言った来場者のことを決して忘れません。彼らがコントローラーを手に取り、画面上のベクターラインを見た時、その目はまるで子供のように輝きました。最初のジャーナリストたちが到着し、質問を始め、写真を撮り、プロトタイプを撮影しました。その瞬間、私たちの夢はもはや単なる夢ではなく、現実になったのだと実感しました。 チームと共にそこに立ち、人々が再びVectrexに恋に落ちるのを見て、私は深い感謝の念を抱きました。私たちが共に築き上げてきたものの力を、心から理解した瞬間でした。
Vectrex at Gamescom (Germany)

ファンとの出会い

Q:Gamescomなどのイベントで、ファンとの最も印象的な出会いは何でしたか?

A: 最も美しい出会いの一つは、実はGamescomが公式にオープンする前に起こりました。私はオリジナルのVectrex本体を箱に入れ、小さな台車に載せてバランスを取りながら、出展者がブースの設営をしている混雑したホールを歩いていました。 突然、強いアメリカ訛りの男性が私を呼び止め、「Vectrexが大好きだ。今までで一番好きなゲーム機の一つだ」と言いました。もちろん、私も大興奮で「私もです!」と答えました。 すると彼は、私の好きなVectrexのゲームは何かと聞いてきました。私は(本体内蔵の)「Mine Storm」を挙げた後、クラシックゲームから一つ選ぶなら「Scramble(スクランブル)」だと答えました。家庭用ゲーム機に移植されたアーケードゲームの中で、最も美しい作品の一つだからです。 すると彼は微笑み、自分の胸を指差して「Scrambleは『私の』ものだ」と言ったのです。最初は意味が分かりませんでした。そして彼は、自分がScrambleを開発した日本のゲーム会社、コナミの副社長であることを説明してくれました。私は完全に言葉を失いました。彼は名刺を渡してくれました。間違いなく、コナミの副社長であるMike Rajna氏でした。 もちろん、私はすぐに彼にVectrex Miniを見せました。彼はそれを「絶対に愛らしい(Adorable)」と言ってくれました。運命を信じますか?私にとって、この出会いは、このプロジェクトが存在する運命にあり、Vectrexが再び生きるに値するというサインのように感じられました。

Q:オリジナルのVectrexを知っている上の世代と、若い世代との間で、反応に違いはありましたか?

A: はい、明らかに違いがありましたが、それは非常にポジティブな意味で、です。もちろん、オリジナルのVectrexを知っている世代は、Miniを強いノスタルジーを持って見てくれます。彼らの多くはかつてVectrexを所有しており、手放したことを今でも後悔しています。彼らにとって、それは多くの思い出を呼び起こすものです。 しかし本当に素晴らしいのは、若い世代の反応です。彼らはこのゲーム機やベクターグラフィックについて何の先入観も持っていません。彼らにとって、それは単に新しく、美しく、魅力的なものなのです。参加したイベントで多くの子供たちがVectrexをプレイしているのを見ましたが、彼らはゲームの質の高さとベクターグラフィックの信じられないほどの滑らかさに完全に魅了されていました。ベクターグラフィックには時代を超越したものがあります。今日でも魔法のように感じられるのです。

Q:世界中のプレイヤーからのメッセージの中で、最も心を動かされたものは何ですか?

A: メッセージがあまりにも多かったので、これは非常に難しい質問です。Kickstarterのページだけでも700以上のコメントがあり、VectrexのウェブサイトやSNSを通じて何百ものメッセージを受け取りました。一つだけを選ぶことは不可能です。 しかし、最も感情的になった瞬間は、おそらくKickstarterキャンペーンをローンチした日でしょう。プロジェクトが公開され、世界中のファンが支援し、シェアし、共に祝福してくれるのを見た時.....それは信じられないほど感動的でした。その瞬間、Vectrexは単なる過去のゲーム機ではないと気づきました。 それは多くの人々の心の中で今も生き続けているものだったのです。そして、これはほんの始まりに過ぎないことを私は知っています。これからも多くの感動的な瞬間が待っていると確信しています。

Q:Kickstarterでのキャンペーンを通じて、ユーザーの反応やプロジェクトに対する熱量をどのように感じましたか?

A: Kickstarterのキャンペーン中に本当に驚かされたのは、Vectrexファンの皆さんがいかに好奇心旺盛で、知識が豊富で、最高の意味で「要求が高い」かということです。彼らの多くはオリジナルのゲーム機を熟知しています。中には何十年もVectrexのハードウェアやゲームを収集している人もいます。 そのため、技術的な詳細、ハードウェアの選択、ゲームのラインナップ、さらにはVectrex Miniの長期的な将来について、非常に正確な質問がすぐに大量に寄せられました。正直に言うと、私はキャンペーン動画とページですべて明確に説明できていると思っていました。しかし、間違っていました。コミュニティはさらに深く掘り下げることを望んでいたのです。 それは素晴らしい驚きでした。ファンは情熱的であるだけでなく、信じられないほど洞察力に優れています。彼らは私たちをより良く、より正確に、より野心的になるよう後押ししてくれます。多くの意味で、彼らは単なるプロジェクトの支援者ではなく、プロジェクトの一部なのです。

ホワイトモデルに込められた意味

※日本の皆様へ:本インタビューで語られている「ホワイトエディション」は、アメリカのキャンペーン用に独占的に製造された限定カラーであり、すでに完売しております。日本のキャンペーン(Kibidango)では提供されませんが、開発の裏話としてお楽しみください。

Q:「白」という色はあなたにとってどのようなメッセージを持っていますか?ノスタルジーですか、それとも未来ですか?

A: はじめにお伝えしておきたいのは、白いVectrex Miniはアメリカのキャンペーン専用に作られたもので、現在は完全に完売しているということです。(※上記注釈の通り、日本での展開はありません) 白いバージョンの元々のアイデアは、実は私たちの台湾の製造パートナーであるMade Studioが、初期のデザイン段階でこの色を提案してくれたことから生まれました。しかしそれを超えて、黒いバージョンの「完璧な対極」としての白いVectrexというアイデアが私はとても気に入っています。まるで、2つの対極にあるものの間の視覚的な対話のようです。 黒いバージョンはVectrexの本来の精神を象徴しています。白いバージョンはより未来的で、より実験的に感じられます。これらは異なりますが、互いを補完し合っています。その意味で、白はノスタルジーや未来だけを意味するものではありません。「バランス」を意味しているのです。

Q:ロゴをあらかじめ印刷するのではなく、ユーザー自身にロゴを選んで貼ってもらうというアイデアはどこから生まれたのでしょうか?

A: そのアイデアは、「もし他の誰かがVectrex Miniを作っていたら、自分ならどうしてほしかっただろう?」という非常に個人的な問いから生まれました。 ファンでありコレクターでもある私には、そうした小さなディテールがいかに重要であるかが分かります。ロゴ、名前、視覚的なアイデンティティ、それらはすべて意味と感情を持っています。私個人としては、「自分で選べる」ことができたら素晴らしいのにと思っていました。だからこそ、ユーザーの皆様にも同じ自由を提供することにしたのです。考えられる様々なデザインのVectrex Miniステッカーをフルセットで用意し、誰もが自分の好きなようにコンソールをカスタマイズできるようにした理由はそこにあります。 結局のところ、Vectrex Miniは単なる製品ではありません。「個人的なオブジェクト」なのです。

日本のファンへのメッセージ

Q:日本のプレイヤーに向けて、Vectrex Miniが単なる「復刻版」ではなく、「新しい思い出への入り口」となるよう、どのようなことを伝えたいですか?

A: Gamescomの初日から、日本からのメッセージやSNSの投稿の多さに驚かされていました。そしてアメリカのKickstarterキャンペーンでは、日本から約500人もの支援者が集まり、東京は支援者数で世界第2位の都市になりました。これは本当に印象的なことです。 私にとって、Vectrex MiniはVectrexへの情熱に再び火をつけるための非常に特別な方法です。Vectrexの名を冠したゲーム機は40年以上製造されておらず、今日それを復活させることは大きな責任を伴います。日本のプレイヤーには、Vectrex Miniを単なる復刻版としてではなく、「新しい始まり」として見ていただきたいと願っています。純粋な光、純粋な線、そして純粋なゲームプレイに基づく、ユニークなゲーム体験を発見(または再発見)するチャンスとして。オリジナルのVectrexが、かつてある世代にとってそうであったように、これが新しい思い出への入り口となることを願っています。

Q:日本のあるデスクの上にVectrex Miniが置かれているのを想像した時、どんな気持ちになりますか?

A: それは多くの理由から、私を信じられないほど幸せな気持ちにしてくれます。特に、当時のオリジナルのVectrexは、日本では本当にチャンスに恵まれなかったからです。任天堂のファミコンと同時期に発売され、当然ながらあのような伝説的なゲーム機と競争することはできませんでした。 ですから、50年以上にわたってビデオゲーム文化を祝福してきた国(日本)に、今Vectrexが戻ってくるということは、本当に特別なことだと感じています。現代のゲーム機やパソコンの隣、日本の誰かのデスクにVectrex Miniが置かれているのを想像すると、深く胸を打たれます。もっと評価されるべきだったマシンにとっての、美しい「第二の人生」のように感じられるのです。

Q:日本のレトロゲーマーやコレクターに向けて、Vectrexについて伝えたい言葉はありますか?

A: 日本のすべてのレトロゲーマーとコレクターの皆様へ。ビデオゲームの記憶を生き続けさせてくれていることに感謝します。皆様の情熱、知識、そしてゲームの歴史に対する敬意は、世界中にとってのインスピレーションです。 Vectrexは、異なる時代、ビデオゲームに対する異なるビジョンから生まれた非常に特別なマシンです。光そのものがゲームになった時代の産物です。Vectrex Miniでの私の願いは、ゲーム機を復活させることだけでなく、その遺産に敬意を払うことです。皆様のコレクションの中にVectrexを迎え入れていただけることを、そして日本のプレイヤーの皆様が、この長く美しい物語の新たな章の「中心」となってくださることを願っています。

Q:初めてVectrexを知る日本の若い世代には、どのようなメッセージを送りたいですか?

A: 初めてVectrexを知る日本の若い世代の皆様へ。これまでとは違う、ビデオゲームの魔法の世界へようこそ。 日本の若者は、記憶、職人技、過去の文化に対して深い敬意を持って育つ、世界でも稀有な世代です。だからこそ、日本はVectrexが再発見されるのに最適な場所だと私は心から信じています。Vectrex Miniは、偉大なレトロゲーム時代の精神と、スピーディーでシンプル、そして非常に中毒性の高いゲームプレイを兼ね備えています。これらはまさに、現代の若いプレイヤーの心にも響く体験です。Vectrexを「古いもの」としてではなく、「時代を超越したもの」として見ていただければ幸いです。そしておそらくいつの日か、これらのゲームがあなた自身の子供時代の思い出になることを願っています。

未来への約束

Q:2026年9月に記念すべき第1号機が出荷される日、その瞬間にどんな音楽を聴いていたいですか?そしてその理由は?

A: その日、私は映画『アンドリューNDR114(原題:Bicentennial Man)』のサウンドトラックから、ジェームズ・ホーナー作曲の「The Machine of Age」という曲を聴くでしょう。これは、組み立てラインでアンドロイドが作られていく様子を描いたオープニングクレジットで流れる音楽です。 私はよく、Vectrex Miniが独自の生産ラインを通り、機械に囲まれ、そして船や飛行機で海を越え、世界中の何千人ものプレイヤーの元へ旅立つ姿を想像します。私は映画音楽をこよなく愛しており、ジェームズ・ホーナーは常に私のお気に入りの作曲家の一人です。彼は機械、技術、そして人間性を愛し、彼の音楽は「創造の感情」を完璧に捉えています。私にとって、この曲はVectrex Miniの誕生に最もふさわしいサウンドトラックなのです。

Q:10年後を見据えた時、このプロジェクトはあなた自身にとってどのような永続的な意味を持つと思いますか?

A: 疑いの余地なく、このプロジェクトはすでに私の人生を変えました。そして、他の多くの人々の人生も変えるだろうと信じています。 まず第一に、VectrexとVectrex Miniのコミュニティに多大な貢献をしてくれた私の友人でありコミュニティマネージャーのPriamです。彼は毎日、信じられないほどの優しさ、忍耐力、そして献身をもってファンに答えてくれています。 もしVectrexがこのまま成長し続けるなら、このプロジェクトを通じて、将来のVectrex作品のために多くの才能ある人々——同じ情熱を共有するデザイナー、開発者、アーティスト、エンジニア——と一緒に仕事ができるようになることを願っています。10年後、「このプロジェクトは単にゲーム機を復活させただけでなく、伝説のマシンの周りに『創造的な家族』を築き上げたのだ」と振り返ることができるように。

ファンへの最後のメッセージ

Q:最後に、Vectrex Miniを支援するかどうかまだ迷っている方に向けて、「これは単なる製品ではなく、ストーリーである」という信念を伝える、心からのメッセージをひとことお願いします

A: Vectrex Miniは単なる製品ではありません。それは光、記憶、そして夢でできた物語であり、あなたの手の中で再び紡がれる時を待っているのです。
開発者の熱い想い、いかがでしたでしょうか? 歴史的な名機の復活に立ち会うこのワクワクするような体験を、ぜひ一緒に作り上げましょう! Vectrex