夢と幸せを語る人を増やす人生の地図「未来スケープ」を作りたい!
質問:未来スケープは起業家向け?一般の人のものでははないの?

今回の活動報告では、あるサポーターさんから頂いたご質問への回答を対話形式でお届けします。ご本人からは匿名にて公開する許諾を得ています。

質問があります。未来スケープを知人に勧めたいと思ったのですが、実際どのような人が対象なんでしょうか。私は考え方にとても賛同したのですが、たとえば普通の主婦でバイト程度の仕事はしている方や、仕事はともかく趣味に没頭、なんて方にも進められるのかな、と思いました。起業家向けのような気もして。勧める時も、なんて言って教えてあげたらいいのか悩みました。

ご質問、どうもありがとうございます。もちろん起業家や、起業を目指す方だけではなく、どんな方でも対象になります。

ありがとうございます。私は、色々な生き方として、そういう方々も含まれると思ってはいたのですが、このプロジェクトの趣旨が起業家育成だとすると、ちょっと合わないのかなと感じました。『今いちばんやりたいことは、起業家精神を持つ若手の育成です』と書いてあったし。

結論から言いますと、この「未来スケープ」の目的は「起業家育成」ではありません。表現が分かりづらかったですね。僕が増やしたいと思っている人は「起業家精神を持つ人」です。「起業家精神を持つ人」は必ずしも「起業家」を指しているわけではありません。大手企業のサラリーマンの方でも、専業主婦の方だって起業家精神を持って仕事や家事をすることは出来ます。また、起業する人、価値を生み出そうとリスクを取って行動する人、失敗や批判を恐れずにチャレンジする人たちを応援する気持ち、これも起業家精神を持っている人の特徴です。そういう人を増やしたいと思いました。

なるほど。そういう人が増えていくことを『土壌を作る』と言っているわけですね。『起業家精神を持つ人』が増えれば、それによって結果的には『起業家』も増えていくだろうと期待できる、そういうことでしょうか

はい。土壌を作り、その上で起業家が増えることはとても良いことだと思っています。他国と比較すると、日本はもっともっと起業家と起業家を応援する人(起業家精神を持つ人)が増えて良いし、メディアや教育を含めた環境の改善が必要だと思っています。

起業家が増えると、何が良いのでしょうか

2つあります。ひとつ目は僕の考えで、個人レベルの話です。日本には、実はチャレンジしたい、価値を生み出したい、と思っている人、あるいはその気持に自分で気づいていない人が意外とたくさんいるのではないかと思っているんです。でも画一的な教育や、社会のフレーム(枠)の中にいて、情報も限られているから、考えるきっかけすらないと。そのような状況では、もしかしたら日々の生活で「やりがいない」と感じてしまうかも知れません。もし今まで気づかなった情熱やアイディアなどを実現できるようになれば、個人のレベルで、もやもやしたストレスが無くなり、素晴らしいことだと思います。
ふたつ目は日本全体、そして外国に対する競争力という視点です。今でこそ世界的大企業になった、ホンダ、パナソニック、ソニー、任天堂などは、元々はベンチャー企業としてスタートしています。必死になってワクワクしながら、何もないところから価値を生み出して、世界をリードしてきました。意外かもしれませんが、日本にはかつて世界を代表するような起業家、商売人は多かったんです。景気が悪くなるとどうしても大企業、公務員といった安定している(と言われている)組織への就職傾向が増えます。前向きな気持で選んでいるなら良いのですが「安定しているから」だけでは、おそらくやりがいからは離れてしまう気がします。昨今の米国、欧州、中国、韓国、インドなど多くの国では、起業家が急増し、起業家をサポートする環境(例えば投資家の数や国からのサポート)なども随分整ってきています。日本はかなり遅れを取っていると言わざるを得ません。それはごく一部の人達が騒いでいても何も変わらないのではないかと思いました。もっと広く、多くの日本人が少しだけでもいいから「起業家精神」を持つことによってしか変わっていかないのです。
ふたつ目は日本全体、そして外国に対する競争力という視点です。今でこそ世界的大企業になった、ホンダ、パナソニック、ソニー、任天堂などは、元々はベンチャー企業としてスタートしています。必死になってワクワクしながら、何もないところから価値を生み出して、世界をリードしてきました。意外かもしれませんが、日本にはかつて世界を代表するような起業家、商売人は多かったんです。景気が悪くなるとどうしても大企業、公務員といった安定している(と言われている)組織への就職傾向が増えます。前向きな気持で選んでいるなら良いのですが「安定しているから」だけでは、おそらくやりがいからは離れてしまう気がします。昨今の米国、欧州、中国、韓国、インドなど多くの国では、起業家が急増し、起業家をサポートする環境(例えば投資家の数や国からのサポート)なども随分整ってきています。日本はかなり遅れを取っていると言わざるを得ません。それはごく一部の人達が騒いでいても何も変わらないのではないかと思いました。もっと広く、多くの日本人が少しだけでもいいから「起業家精神」を持つことによってしか変わっていかないのです。

わかりました。実は、今回質問したのは、自分のFacebookでこちらの活動をシェアしようと思った時に、どういったトーンで書けばよいか迷ってしまったからなんです。私自身は、このプロジェクトに賛同しているので、サポーターとしてできることをしたいという意思があるわけですが、メッセージを間違えると「あれ私はちょっと違うかな?」と思われてしまうと嫌だなと思いまして。たとえば、私のようにずーっと同じところにいても不満を感じていない人は、未来スケープでは対象外なんでしょうか?

こちらも誤解を受けやすいポイントです。不満を感じてない人、仕事に没頭できている人、趣味に没頭できている人は、何をしているにせよ、すでに自分で自分の人生を定義できている人だと思います。未来スケープではまさに、そういう人たちを増やしたいと思っています。ですから、是非仲間になって頂いてサポートしていただきたいです。

わかりました。起業家精神というものもう少し深く知りたいと思いました。起業家でなくても持てるものなんですね。一般の人でも持つことが出来て、それによって前向きになって、そして日本全体も強くなる、そんなキーワードのような気がしました。どうもありがとうございました。