空の上の大切な人に想いを届けるための『空へのノート』

空の上の大切な人に想いを届けるための『空へのノート』

空の上の大切な人に想いを届けるための『空へのノート』

『空へのノート』は、空の上の大切な人に想いを届けるためのA5横型のノートです。 イラストレーター華鼓の鉛筆画とことば、そして自由に書き込める罫線入りのノートのページで構成されています。 空の上に大切な方がいる皆様の元で、『空へのノート』がさみしさに寄り添い、こちら側で幸せに生きていく力となれるよう祈りを込めて制作してきました。 皆様の元にお届けできるよう頑張ってまいります!ご支援をよろしくお願いいたします。

はじめまして。

はじめまして。イラストレーターの華鼓と申します。『空へのノート』は、創案から4年をかけて形になろうとしている初めての自作本です。ゆっくりとご縁を広げながら今日があります。 『空に想いを届ける...』そんな夢のようなことを言っていいものかとスタートの時には迷いもありましたが、制作していくうちに『想いはきっと届く』と見えないものへの信頼が確信に変わっていきました。『空へのノート』はきっと不思議な力を持ち皆様の気持ちに寄り添ってくれることと思います。 今回のクラウドファンディングを通して、まだ出会っていない多くの方へも、『空へのノート』をお届けできることを夢見て、その日を楽しみに、コツコツと頑張っていきたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

『空へのノート』使い方

つかいかた 絵とことばだけを眺めてみる。そんな日があってもいいのかもしれません。ゆっ たり、のんびり、お風呂につかるように絵を楽しんで頂けたらなあと思います。 そして、こんな日には、ノートに自由に書いてみてください。 1.一緒に味わいたい素敵なことがあった日 2.とっても会いたい日 3.とっても悲しい日 4.聞いてほしいことがある日 5.ありがとうを伝えたい日 ちいさなことでいいのです。いつもお茶をしながらお話ししていたように、空の上 の大切な人に届けてあげてください。 使い方に決まりはありません。罫線が太すぎたら一段に2行ずつ?全く罫線など 無視して??少しずつ書いていくのもいいし、一度に長編のお手紙のように綴る のもいいかもしれません。あ、でも、ひとつだけ、おねがいがあります。 悲しい気持ちは、空の上の人も心配に思うはず。悲しい気持ちを書いた後には、 どうかその先にある日々の幸せを空の上に届けてあげてくださいね。 (本文より)

『空へのノート』仕様とお届け時期

『空へのノート』 全76ページ (表紙含む)絵は大小50点、大の絵にはことばがつきます。ノート32ページ サイズ  A5横型 カバー  ファーストビンテージ、アッシュ、135kg or 里紙、こそめ、130kg (検討中)  1色(スミ)+活版印刷 本文   アラモードナチュラル菊判76.5kg 1色+1色(スミ+シルバー)オフセット印刷 製本   組み継ぎ製本 (文林堂) デザイン BOTANICA 水崎真奈美 限定100冊に陶器のしおりストラップをおつけします。 印刷はカバーのみ活版印刷(本文はオフセット印刷)一枚一枚手刷り、また、製本も組継製本という新しく考案された製本で、手製本のため、一度に大量生産ができません。200冊まで12月20日前後にお届けとなります。200冊以降は年明けとなります。詳細日程が決まりしだいご報告いたします。

華鼓の鉛筆画

私にとって、鉛筆は一番、気持ちが伝えやすい素材です。ふと思ったことが、画面と一番連動しやすいのです。描いている時は、あまり、頭の中であれやこれや考えていません。手が動くに任せているという感じです。そして、目に見えるものと見えないものの狭間にあるものを感じながら描くことが好きです。今回の『空へのノート』では、使っていただく皆様の毎日の中に、絵がそっと寄り添えたら、、、と願いながら描きました。 絵の具や色鉛筆など、色を使うこともありますが、一区切りの後、鉛筆に戻ると、ほっとします。鉛筆の色の優しい風合いが心地よいのです。 もうだいぶ前のことですが、美大の予備校に通っていた頃、ずらっと並べられた鉛筆デッサンの中で、順位は良くもないのに、鉛筆の色味だけは綺麗だなあと、自分の絵を眺めた記憶があります。この時にふわっと生まれた密やかなきらめきが今も私を支えてくれています。

『空へのノート』の鉛筆画

『空へのノート』に、何を書いていいか分からないという日には、絵をゆったりと、お風呂につかるような気持ちで、眺めていただけたらなあと思っています。 絵にはことばがついています。何度も書き直し、絵の中で遊んでいただけるように響き合うことばを探しました。 絵は、終わりから表紙へループしていくような、流れのある物語になっています。
実際のレイアウトです。
時々、自分がこの世界にいることを実感して、味わうのも、悪くない。
絵についていることば。絵の具と筆で書いています。いくつも書いて切り貼りして仕上げます。

『空へのノート』のメインモチーフは大きな樹とその住人たちです。

私たちと空の上の間に、確かにあるものとして大きな樹を描きました。私たちの生活を、大きく守ってくれています。このノートの制作には、ずっと一緒に併走してくれたデザイナー(BOTANICA水崎真奈美)がいるのですが、『大き〜な樹、きっもちいいの、てっぺんから先は、プロペラつけていけばいいね』という彼女の一言が、『空へのノート』の構想の元です。のびやかでナチュラルな彼女のセンスは、『空へのノート』をキラリと光らせてくれます。本屋さんで、彼女の作品を目にされている方も多いのでは...
私たちの生活は大きな樹に内包されている...そんな気持ちで描きました。
目をこらすと見えてくる大きな樹の住人たち。彼らの日常の一コマを私たちの日常と重ねながら描きました。
今だったら素直に話せるのにな。ずっと言えなかった「ごめんね」も、ちゃんと伝えられたらな。
よし!だいじょうぶ!!誰よりも、そして、誰もが、守られているんだなあ。

大きな樹のてっぺんに登ったら、その先は...

せめて、絵の中では自由に行き来できたらいいなあ...この子たちに皆様の想いを託しても、ご自身と重ねられてもいいと思います。皆様の想いが、空の上の大切な人に届けられますように。
プロペラをつけて会いに行こう
これは空の上から見た景色。キラキラした世界が目の前にウワアアと広がる、皆様の想いが届く一瞬をイメージして描きました。

ノートのページ

ノートのページは太めに罫線が入っています。長編レターのように書かれる時は一段に2行ずつでもいいかもしれません。小さなイラストが入ったり、時々、言霊が飛んでいます。 そして、下に一行、書きやすいように、ガイドとなるコメントが入っています。 罫線のないページもありますので、写真を貼ったり、絵を描いたり、楽しんでみて下さい。
『きっと、届く』と思えたら、やはり、何か力を生むのでは...
空の上の人も、想いが届いたら、何よりも嬉しく思ってくれるのではないかとおもうのです。

印刷へのこだわり

九州福岡の『文林堂』の印刷職人、山田義之氏にお願いしました。

山田さんが近づくと印刷機はよろこんで仕事を始める、、、、そんな物語が見えてきます
『空へのノート』の印刷をお願いする山田職人です。本文の印刷はオフセット印刷。カバーはポストカードを活版印刷していただいた時の版を生かして、活版印刷して頂くことにしました。オフセットといえども、インクを調合し、鉛筆の風合いを出すシルバーを配合。その匙加減で印刷が変わります。山田さんの手にかかると一味違う温かみが出ます。活版印刷は亜鉛凸版の版を作り、腐食し、インクを詰め、プレスして刷りあげていくのですが、一枚一枚、手刷りです。『昔はみんなこうやっていた』とおっしゃいますが、その手間は相当なものです。ローラーをかけてインクをつける時の力加減、「おかしいことを言うかもしれないけれど、ここに想いを込めるんです。」と山田さんはおっしゃいます。余分なインクで版の目が潰れてしまわないように、本刷りする前に一度別の紙にプレスしてインクを吸い取る、今回は版の目が細いので、もうひと作業が加わりました。実は、今回、版を3回も作り直してくださったことを知りました。腐食具合によって版のキメの細かさが変化しますが、一番いい状態に刷れるように随分とこだわってくださいました。
こちらが活版印刷の版です。3枚も版があることをしり、びっくりしました。ありがたいことです。
いろいろに試してくださり、『心を込めて刷りました』とおっしゃってくださったカードには、ぬくもりがあります。1ヶ月の間、食事中も寝るまでも目が覚めてからもずっと、どうしたら良いものになるか、考えては試しを繰り返して下さったそうです。 ちょうど、山田さんが、『鉛筆画を活版印刷してみたらどうか...』と思われていた時に、タイミングよくポストカードの印刷をお願いし、『この絵を活版印刷にしたら面白いかもしれない』と伝えていただいたことから、活版印刷のカードが生まれました。 『空へのノート』のカバーは、大きな樹の方の版を使用。ポストカードの時とは、違う紙を使うので、今度はどんな仕上がりになってくるでしょうか。とてもたのしみです。
こちらが活版印刷のポストカードです。
一枚一枚、表情が違います。一枚ずつめくっていっても、不思議と絵本を読んでいるように感じられました。 『想いを届ける...』には矛盾してしまいますが、このカードお部屋に飾って、そばにおいて楽しんでいただきたいなとも思います。

製本は組継ぎ製本。

考案者の前田年昭さんご本人にサンプルを作っていただきました。製本は組継ぎ製本。

この組継ぎ製本は、段差ができません。 従来の製本だと中心の綴じの部分に段差ができ、書きにくくなってしまいます。 糸もノリも使わずに、中央部に開いた穴にページをくぐらせてつなげていくのです。 手仕事による製本です。印刷も製本も手間の掛かる方法を選びました。手間と時間と職人たちの心意気で生まれる温もりを、『空へのノート』がお手元に届いた時に感じて頂けるのではないかと思います。
見たことのない製本です!
中央部に穴が開いているのがお分かりになりますでしょうか。この穴にページをくぐらせてつなげていきます
綴じの部分に段差がでないのでノートとして使いやすいです!

限定100冊、陶器のしおりがついてます!!

おいしそうな陶器のしおりです
湘南から、愛知の長久手に移り3年、そして、瀬戸に住み、早くも7年になりました。 瀬戸のノベルティの原型師であり、造形作家の顔を持つ友人の吉島信広氏に協力して頂き、『せとものの街、愛知の瀬戸からお届けします!』の意味を込めて、100個作りました。 先着100名様に『空へのノート』につけさせていただきますので、どうぞお楽しみにしてください。

『FuRu』のロゴマーク

『full(たくさんの)』と『降る』から、たくさんのギフトが降ってきますように。という願いを込めてつけました。
『空へのノート』のカバーやポストカード、ギフトボックスの箱に。そして、陶器のしおりにも、このロゴマークが入っています。 『空へのノート』を1冊目として、これからもFuRuのシリーズを続けていきたいと思います。

吉本ばななさんと覚和歌子さんに帯文を書いていただきました。

『優しさだけでできている本です。自分の想いを書き込みながら、毎日そっとそばにいてもらえたら、いつの間にか小さな光に包まれて心が癒えているでしょう。』 吉本ばなな
『いなくなった大事なあなたへ、伝えたいことがこんなにあったよ。 』覚和歌子

自宅アトリエから皆様へ

『空へのノート』表紙を描いています。たいてい猫がそばにいます。
『空へのノート』が出来たのは、両親と弟が他界し、私自身も、空の上に大切な人がいるひとりだからです。さみしさを抱えながらも彼らのためにも、自分のためにも こちら側で幸せにちゃんと生きていきたいと切実に思うようになりました。 友人の編集者が『あなたの持つ根源的なさみしさは、隠しても隠しきれないと思う。でも、だからこそ『ちょっと疲れているあなたへ』などとターゲットを広義にしないで、あなたの一番伝えたいことを伝えたい人にむけていかなくては。』と背中を押してくれました。 空の上にいる人たちも皆さまからの想いを、きっと何よりも喜んでくれるだろうなと思うと、このような本があってもいいなと思えます。書き終わった時には、ぜひ皆様の目に入るところに置いていただけたらなあと思っています。空の上の大切な人に、想いが届いていると思いながら、毎日を過ごしていただけたら幸せに思います。 行ったり来たりしながら、少しずつ進み、もう少しで形になろうとしています。 『空へのノート』が大切な方が空の上にいる方の元に届き、心を温め、こちら側で生きる勇気を持っていただけるものとなりますように。 私も空の上に想いを馳せながら、今後も私らしく描き続けていきます。これからもどうぞ宜しくお願い致します。多くの方にお届けできるようどうぞお力を貸してください。ご支援よろしくお願い致します。

華鼓のオーダー鉛筆画(特典商品ランク11・14)

『お空にいる小さな人は、天使に、元気にいる小さな人は、大きな樹の住人に変身!』

お写真をお送りいただきす。
メールでデータをお送り頂いても、お写真をご郵送頂いても、どちらでも大丈夫です。 (お写真はご返却いたします。)お顔がはっきり写っているものをお選びください。全身が入る構図でもいいです。
こちらのお写真をチョイス!
どちらのお写真もかわいらしくって迷いましたが、◯ちゃんが大きくなった時に、絵の中の自分に可愛いだけではない何か素敵なものを見つけてくれたらいいなあと思ってこちらを選んでみました。
途中で、何度か額を合わせてみます。
◯ちゃんの持っている雰囲気を大事にしながら描いていきます。わたしの中で物語がうかんできます。今回は◯ちゃんが、今もずっと大事にしているタオルケットとぬいぐるみのお写真もお送りただいたのですが、どんな風に絵の中に入れようか楽しみながら考えました。
ぬいぐるみとタオルケットをぎゅっと握っていることにしました。
大きな樹の住人になった◯ちゃんが、大きな樹の中で久しぶりに自分の宝物を見つける。そんな物語を膨らませて描きました。あとは、集中して描きこんでいきます。チュッとしている口元もかわいいなあ。

完成です!

モデルになってくれた◯ちゃん、どうもありがとう!
ご注文順で制作していきます。ご注文日より2ヶ月ほどお時間を頂く場合がございますが、ご了承くださいませ。 額装をしてお送りいたします。 額ははがきサイズが金のフレーム、B5サイズのものは木製のオーダーフレームです。 はがきサイズ5名様、B5サイズ3名様ご注文いただけます。ぜひこの機会にご注文ください。ご縁を楽しみにお待ちしております。