空の上の大切な人に想いを届けるための『空へのノート』

空の上の大切な人に想いを届けるための『空へのノート』

きっと想いは届く

こんにちは。華鼓です。だいぶ秋めいて過ごしやすくなってきました。今日は『空へのノート』を最初に使った時の話です。 思いがけず、私が最初に使うことになりました。 前回の活動報告で書かせていただいた通り、家族がすでに他界しておりますので、私の実家は、長いこと空き家になっておりました。昨年、貸すことになりリフォームをしたのですが、その時の大工さんより『お父さんが、住んでいらっしゃいます。お仕事をされているようです』と連絡が入りました。 どうやら、うちの父は実家にいたようで、『ここにいるぞ』と伝えてきたようです。音を立てたり、電気をつけたり、消したり、しまいには、煙も出てきたそうです。 やれやれです。私には、姿を見るような力はありませんし、話をすることもできないのですが、とにかく(父と話をするために)実家に戻りました。まだ途中でしたが『空へのノート』のコピーを持っていくことにして、とにかくノートに綴りました。思いつくまま自分の想いを書きました。1冊最後まで書いたので、かなり長くなりました。「ここにいてもいいけれど、 できれば、ちゃんと先に行って、待っていてほしい。私が行く時には、迎えに来てほしい...」というようなことや、思い出を頭に浮かぶままに書きました。 書き終わって、窓からふと空を見上げた時に、小さくて丸い虹が出ていました。 本当に短い時間でしたが、大工さんと一緒に見ました。その時、きっと父も大丈夫だと思えて、そして、この『空へのノート』にも信頼が生まれました。 『空へのノート』は、皆様と空の上の方たちをつなぐツールの一つとしてお役にたてると信じることができました。 何も書けない日にも、のんびり、ゆったり、お風呂につかるように絵を見ていただけたらなあと思います。皆様の日々にそっと寄り添えるような絵でありますように。 その後、大工さんからも音が聞こえたりすることはなくなったとの報告がありました。(煙を出して父が伝えたかったこともわかりました) 華鼓
空の上の樹 カバーと本文の最初の絵です
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