空の上の大切な人に想いを届けるための『空へのノート』

空の上の大切な人に想いを届けるための『空へのノート』

福岡、文林堂に製本作業を見に行ってきました。

皆さま。本日最終日となりました。皆さまからの一通、一通のご支援メールが届くたび、どのくらい嬉しかったか、、、コメントに温かい気持ちをいただき、時には、一緒に泣きたいような気持ちになりながらとてもありがたく受け取っておりました。あと、残りの時間もわずかですが、きょうを大切に過ごしたいと思います。 昨日は、始発で福岡に行ってまいりました。2通に分けての活動報告、どうぞお付き合いください。 まずは、印刷、製本をお願いしている文林堂さんにお邪魔してきました。製本作業、お一人でコツコツと果てしない作業に向かい合ってくださっています
こちらが製本をしてくださる吉田さんです。
組継製本という製本は文字通り、ページを組み継ぎ、組み継ぎ、1冊ずつ手作業によって仕上げられます。しかも、ページを1ページずつ折り、切り込みをいれ、穴にくぐらせ、整えるを繰り返すという果てしない作業です。切り込みにも細心の注意がいります。吉田さんはは、組継製本を提唱された前田氏から直接ご指導を受けられました。『この作業はとても好きですが、根気がいります』とおっしゃいます。頭がさがる想いで作業を見てまいりました。みなさまにも丁寧に作り上げられた手仕事から、何か温かいものがお伝えできるのではないかと思います。 ゆっくりゆっくり、1冊ずつ、作られた本。皆様にお届けできるのが楽しみです。
一枚一枚、折り、丁寧にしごきます。ここが綺麗にいかないと切り込みがうまくいかないのだそうです
少し内側に入るように穴を開けます。切り口が綺麗に行くように、向きを変えながら、、、職人妙技です。
組み継ぐ順序を間違えないように、穴に差し込んでいきます。
すごい、、、です。
整えて、紙が落ち着いていくにも一週間の時間がかかるそうです。隅の部分に2箇所、手前の細い紙を切って糊付けし固定します。
こちらは、印刷職人山田氏の奥様。丁寧にカバーを巻いてくださいます。
残念ながら山田氏は本日不在でしたが、カバーを印刷してくれるアルビオン印刷機とはご対面。よろしくおねがいします!!
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