かぼちゃの種と蜜蝋だけでできた木工用ワックスを作りたい!

かぼちゃの種と蜜蝋だけでできた木工用ワックスを作りたい!

【もっともっと】蜜蝋のこと。part1

ハチの巣から様々な製品が作られますが・・・
蜜蝋はキャンドルやリップクリームのベース、その他色々な製品として使われていますが、今回の「和AX」に携わるまで知らなかったこと。それはなんと・・・ 「そのまんま食べられる」ってことです!すごい! ウィキペディアにはこのように書かれています。 花粉由来ビタミン類、鉄分及びカルシウムなどミネラル類、蜜蝋本来の脂溶性ビタミン類といった栄養成分が含まれているため、現在では食用に巣のままの状態で健康食品としてコムハニーと言う名目で販売されているほか、カヌレやガムなどの洋菓子にも使用される。かつて欧州ではバターが量産普及する以前ではバター同様に調理用油脂として用いられた。また古来から中世にかけて蜂蜜の精製方法が普及されていない時期は欧州及び中東地域及び中国周辺地域、アフリカ大陸、南北アメリカ大陸では蜂蜜と巣を共に摂取するという形で蜜蝋は常食されてきた。特に欧州では蜜蝋のままでもカロリーが高い飢救食物としても利用された。 ひょえぇ!ですね。確かに、巣蜜といって売っているのは知っていましたがちゅうちゅう蜜を吸って巣は食べないのかと思っていました。 ミツロウの色は淡黄色、濃黄色、黄橙色、茶色など様々で、ミツバチが運んでくる花粉の色で左右されるようです。 ミツロウは主に、床ワックス、革製品のメンテナンス、ろうそく、クレヨンの材料として使われています。 つまり、今回の「ペポ&Bee和AX」はレザー製品のお手入れにも使用できるものになります。これはいい。実際革製品に塗り込んで仕上がりを試して写真をアップしようと思います!レザー好きの方、次回を乞うご期待くださいませ~!
北海道にはおおよそ47の養蜂場があります。
ココショクとして、木のお手入れをするための蜜蝋ワックスを探しまわっていた時に初めてお伺いしたこと。それは小さい養蜂場では蜜蝋の精製はほぼ不可能だということです。実は、ミツバチの一群からは(一つの巣です)年間で約500gしか蜜蝋を採取することができないのです。 多くの養蜂場は小規模で、2~3群の飼育しかしていらっしゃらない養蜂家さんもざら。家族単位で行う行程では、とてもじゃないですが蜜蝋を精製していくことができないのです。大規模な養蜂場で、200群程度だそうです。 国産の蜜蝋というのは大変貴重なものになります。当たり前に使っているものでも、大変な苦労があるということを思い知らされます・・・。 未晒しのミネラルたっぷりの蜜蝋ですが、「化粧品には使えないの?」という質問。化粧品用の蜜蝋は、さらに何度も何度も漉したりして精製します。肌に直接乗せるためには徹底的に不純物を取り除く必要があるため、こちらのワックスは適していません。いくら良い香りでも、唇に乗せたりしないでくださいね!そのかわり、木に塗り込んであげると喜ぶはずです。
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