第一回　日本一のビジネスマンを決定する『なぜカレ』全国大会を開催したい！

こんにちは。 『なぜカレ』作者の　大下バルサラです。 今回は開発経緯のつづきです。

私が勤めていた数社は、会議が盛り上がらないという所ばかりでした。 何を話して、何を決めるのかも不明で だらだらと会議室で話をする。 意見が出ないと嘆く上司や経営者。 しかし、その後の飲み屋では次々と意見が出てくる。 試合が終わった後のロッカールームでああだこうだ言うのです。 これでお互いがいない間に悪口をいう構図になってしまいます。 同士討ちでは何も生まれません。 私は設計製造をしていたので 実際の品物を見ながら現場を含めて膝を突き合わせて打ち合わせを すると次々と良い意見が出てきて盛り上がるという経験をしていたので 全体会議になったとたんに会議が面白くなくなるのをどうにかしたかったんです。 これには何かがあると思い、そのエッセンスを引出し クローズアップする事で盛り上がる会議が再現できるのではないかと考えたのです。

会議が盛り上がらない時には何が起きているのかよく考えてみました。 色々な会議を見ているうちに共通点に気が付きました。 それは、せっかく出てきた意見を簡単に否定している という事なんです。 そうか。 それでは一見おかしな意見でも徹底的に拾うという形にしてみよう！ そうすれば盛り上がる会議が再現できるのではないか。 と考えたのです。