1本3千円の至高のビール!アルコール14%の「バーレーワイン」を、ふるさと岩手で「世界に通用するビール」に育てたい!

1本3千円の至高のビール!アルコール14%の「バーレーワイン」を、ふるさと岩手で「世界に通用するビール」に育てたい!

1本3千円の至高のビール!アルコール14%の「バーレーワイン」を、ふるさと岩手で「世界に通用するビール」に育てたい!

みなさんは1本3千円のビールを飲んだことがありますか? アルコール度数が14%もある「バーレーワイン」。 名前に「ワイン」とありますが、これはれっきとした「ビール」なんです。 高価ですがファンが大変多く、注文が絶えません。 問題は、9か月間以上の熟成期間が必要なので、数少ないタンクを 長期間占領してしまうこと。 つまり、醸造が2年に1度しかできず、安定供給が難しいのです。 そこで今回、専用のタンクを設置するための資金を募ることにしました。 どうぞよろしくお願いします!

■酒蔵の四代目でありビール醸造士でもある佐藤航です。

ビール醸造から入った世嬉の一酒造四代目 佐藤 航(わたる)いわて蔵ビール責任者

みなさん、はじめまして!

私は、岩手県一関市にある「世嬉の一酒造(せきのいちしゅぞう)」四代目、佐藤航です。

現在は日本酒や地ビールなど様々醸造していますが、今回みなさんにお見せしたいのは、「ビール醸造士」としての私の顔です。

私たちは2010年より、ビール醸造士の憧れでもある「バーレーワイン」を醸造しました。

ワインという名がついていますが、これは酒税法上、ビールに該当します。

最高に贅沢なバーレーワインのおいしさを、多くの人に知ってもらいたい!

そんな強い思いを持って、ぜひとも当社の看板商品にしようと励んでいます!

しかし同時に、「常時出荷ができない」などの問題も抱えています。

■世嬉の一酒造」が目指すもの

清酒づくり最盛期の世嬉の一。その精神はビールづくりにも受け継いでいます。

私どもの「世嬉の一酒造」は、大正七年に創業した造り酒屋です。

四代に渡り、地道にコツコツと皆様に喜んでいただける清酒を造ってきました。

そして私たちは平成8年に新事業として地ビール事業「いわて蔵ビール」を立ち上げました。

出だしは好調でしたが、事業を始めてから4年事業が低迷し、存続するかどうかの瀬戸際に立たされました。

ちょうど私が家業に戻っていた年です。

経済的にも厳しく、当時醸造していたスタッフはみな退社し、私が醸造することでビール事業を継続することにしました。

その再出発にあたり、2つの目標を掲げて経営を行うことにしたのです。

それは、

・当社の社名の由来である「世の人々が嬉しくなる一番の酒を造る!」を実現すること

・私たちのビールが「地域の人が誇れる、自慢できる地ビールになる!」になること

という目標でした。

さらに、創業当時からある「ベンチャー精神」を忘れず、商品開発にも積極的に着手しようと、さまざま試みています。

そのうちのひとつが、「バーレーワイン造り」です。

中央にいる軍服姿の閑院の宮様がご来社された際に「世の人々が嬉しくなる一番の酒造りをしなさい」と社名の『世嬉の一』という名前をいただきました。

■世界最高のビール「バーレーワイン」とは!?

この、「世界最高のビール」と呼ぶに値するバーレーワインのことを、みなさんはご存知でしたか?

▼【バーレーワイン講座その1】そもそも「バーレーワイン」とは?

バーレーワインを直訳すると「大麦のワイン」という意味です。

実はこれは、ワインではなく「麦芽でつくるビール」なのです。

※醸造製法や酒税法でビールに該当します。

このビールはワインに近いアルコール度数(7~14%)を持つ強いエールビールを言い、19世紀のイングランドで醸造されたのが起源となります。

特に当社のバーレーワインは、原料を通常の4倍以上使用し、熟成期間も9か月以上熟成させることで、アルコール度数は14%ありながらも、芳醇でありながら、華やかな香りのはなつバーレーワインになります。

いわて蔵ビールの契約大麦畑 肥沃で広大な面積のある一関の風景 奥に映るのは須川岳

▼【バーレーワイン講座その2】いったいどんな味なの?

 一般的に販売されている金色のラガービールなどは、できたてがおいしいと言います。
しかしバーレーワインは時間が経たないとおいしくないのです。

いわゆるのどの渇きを潤すビールに対して、バーレーワインは、炭酸少ない、琥珀色をしたトロ~とした液体です。

飲み方としては、ゆっくりウィスキーのようにちびちび飲むのですが、その口の中に入ったときの熟成した香りの広がりと、喉を滑り落ちる感覚が、非常に幸せな気分にさせてくれるビールなのです。

もう、いわゆるビールの概念とはまったく違うものです。

初めて飲んだお客様は、すごく感動されます。

これを読んでくださっている皆様にも、ぜひ味わったいただきたい。

きっと世界観が変わります!

▼【バーレーワイン講座その3】製造に大変な手間がかかるって本当?

バーレーワインは通常は6か月以上熟成させます。

当社の場合は濃醇な麦汁(ビールのもととなる液体)から醸造するので6か月の熟成期間だと最高のおいしさには到達しません。

9か月以上熟成させることで世嬉の一酒造の美味しいバーレーワインになります。

原料も比較にならないほど多く使っています。

一般のクラフトビールと比較してみると、一目瞭然です!

【 比較:クラフトビール VS バーレーワイン 】

 (ビール醸造1000L あたり)

【麦 芽】:「クラフト」約200kg /「バーレーワイン」約800~900kg

【ホップ】:「クラフト」約2kg/「バーレーワイン」約6kg~8kg

【醗 酵】:1回醗(ビール酵母)/二段式醗酵(ビール酵母+ワイン酵母)

【熟 成】:「クラフト」1か月/「バーレーワイン」9か月以上

バーレーワインは、高アルコールビールにするため、多くの原料を使用し、複雑な味わいを持つ麦汁(ビールの原料となる液体)をつくります。

これをビール酵母で醗酵させ、その後、さらに糖を加え、ワイン酵母で醗酵させることで、高アルコールのビールを醸造でききます。

そうすることで、濃厚でパンチのある若ビールをつくります。

最後にこの若ビールをゆっくり時間をかけて熟成させることで高いレベルでの旨み、香り、食感などが昇華されます。

このように、バーレーワインは原料も熟成期間も、通常のクラフトビールとは比較にならないほど手間ひまがかかっています。

いわて蔵ビールの仕込み風景。

私達は常に新しいビール、飲んだ人が感動するビールづくり目指しております。

▼【バーレーワイン講座その4】アルコール度数14%の理由とは?

バーレーワインは世界の様々なところで醸造はされていますが、通常アルコール度数は8~10%といったところが多いと思います。

そのような中、当社はアルコール度数14%のバーレーワインを醸造しています。

より高いレベルでの香り、味、ドリンカビリティーの融合を目指し濃厚で芳醇な麦汁を作ります。

そして、濃厚で芳醇な麦汁を低温でゆっくり長い期間をかけて熟成させることで、うまみや香りがグンと増すことができるのです。

アルコール度数の高さには「おいしさが増す」というれっきとした理由があるのです。

■おいしいバーレーワインをつくるには、悩みもある

このように手間ひまかけて造るバーレーワインですが、実は経営的な悩みも抱えています。

▼バーレーワインの常時出荷ができない!?

このように、バーレーワイン造りに情熱を傾ける私たちですが、常時出荷が出来ないことが大きな悩みです。

当社では今まで2年に1回しか醸造ができませんでした。

その理由は、バーレーワイン専用のタンクがないからです。

バーレーワインを仕込むと、長期間タンクを使用するため、他のビールが醸造できなくなり、当社の商品がつくれなくなります。

長期熟成できる常設のタンクさえあれば欠品せずに、お客様の元へ最高のバーレーワインをお届けできます。

▼タンクが占領され、他のビールを醸造できない!!

バーレーワインの最も特徴的な部分である「長期熟成」は、おいしいものをつくるために絶対欠かせない要素です。

しかしバーレーワインを醸造することによって9か月以上もの間タンクを占領すると、他のビールを醸造できず、結果的に欠品を起こしてしまいます。

それは、当社の機会ロスが発生してしまい経営が厳しくなるだけでなく、何よりお客様に大変なご迷惑をかけてしまいます。

何としても解決しなければなりません。

これも結果的に、タンクの数の問題なのです。

▼悩みの解消を決意させた「世界大会での受賞」

そのような中、2014年、イギリスで開催されるビールの世界大会「ワールドビアアワード」に当社の熟成バーレーワインを出品し、

『アジアチャンピオンに選ばれました』!!

(アジアベストバレーワインに選出)

この大会は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアのそれぞれの大陸におけるチャンピオンを決め、その代表同士で世界チャンピオンを決定するという、ビール界の権威ある大会です。

当社のバーレーワインも世界最高賞まであと少しです!

これにより私たちの醸造魂に火がつき、お客様に最高のビール、バーレーワインを常にお届けできるようになりたい、と強く願うようになりました。

目標である「世の人々が嬉しくなる一番の酒を造る!」「地域の人が誇れる、自慢できる地ビールになる!」に近づけると思います。

やはり、常にお届けするようになるには、「タンクを増設」する必要があります。これをなんとしても、成し遂げなければなりません。

■解決方法は「タンクの増設」

私たちは、「バーレーワイン専用の醸造タンクを増設できれば、すべては解決する」と考えました。
造するための専用醸造タンクを設置し、常に醸造できる仕組みを作ればいい。

タンクを増設するメリットは次のとおりです。

2年に1回しか造れなかったバーレーワインを常時醸造できる。

バーレーワインにタンクを占領されることがないため、他のビールも常時醸造できる!
(お客様に迷惑を掛けないですむ)

今までタンクが少ないため機会ロスを生んでいたのが、その経営的な問題も解消される

(結果お客様に今より安価で提供できる)

■そこで、今回のプロジェクトに挑みます!

私たちはビールを常時醸造し、常にお客様のニーズに応えられるようにするため、「タンクの増設」をプロジェクトとして掲げることにしました。

実際、醸造タンク購入のため補填資金として50万円が必要になります。

(本来なら、ビール原料、タンクの代金、輸送費、設置費で約500万円かかります。足りない分は、自己資金をためているのでそれを使用したいと思います)

ですので、今回はこの「50万円」を目標金額に設定して、プロジェクトに挑みたいと思います。

2011年5月震災後、工場を修復し復活したいわて蔵ビール工場の記念写真 

右の銀色のタンクを増設予定です。

■さらにおいしいバーレーワインを造るために・・・

私がビール醸造を師匠から教わった際に、人に感動を与えるビールを造るには、科学的知識と芸術性(創造力)が必要だと教わりました。

そして、その芸術性を育むには、「多くの醸造回数が必要になる」と教わりました。

今回、専用のタンクを増設できれば、まさに醸造経験を多く積むことができます。

その結果、今よりもさらにおいしいバーレーワインを多くの方に提供できるようになると確信しています。

■醸造回数を増やせば、価格も抑えられる!

バーレーワインはたくさんの原料を使うため原価も高く、熟成期間も長いため、どうしても高額なビールになってしまいます。

そこで醸造量を増やし、安定供給できるようになれば、少しでもお買い求めいただきやすい価格になるというメリットもあります。

■ふるさと「岩手」の活性化にもつなげたい!

さて、世嬉の一酒造がある岩手県一関市では、過疎が進んでいます。

私のふるさとには、これといって自慢できるものがあまりありませんでした。

それがあるとき、こんな経験をしました。

私が大学時代を関東ですごしました。

東北出身だった自分は、なるべく都会に染まろうと標準語を話そうと思っていました。

そんなとき、広島出身の友人が、お土産に持ってきてくれた「もみじ饅頭」を、
「日本一の饅頭だよ。おいしいでしょう!」といいつつ広島の自慢をしていました。

彼は今、広島にもどり仕事をしています。

私はそのときはそれほど感じなかったのですが、
そのように、故郷のものを自慢することがすごく素晴らしいと感じました。

そして岩手に30歳でもどり、自分のふるさとのすばらしさを実感しています。日本から世界に誇れる地域だと本気で思っています。

今でも高校を卒業すると大部分の人がこの地を離れ都会に就職したり進学したりします。現実的にこの地には大学がなかったり、職場がすくなかったりするので仕方がないことですが、都会に行ってもふるさとを自慢できる地域の人になってもらいたいという願いは常にあります。

「都会に行って岩手を自慢する」それを私達の醸造するビールで実現したいと思います。

その時、地元で世界に誇れるものがあれば、より地域を語りやすいと思ったのです。

地元にはもともと何もないと思っていたら、「世の人が喜ぶ一番のお酒」がそこにあった。
そしてこのこのような醸造ができるのは、このすばらしい地域があるからだと話す郷土の人をつくりたいと願っています。

地元の人たちが誇りに思うお酒を造っていきたい、というのが私の思いです。

その結果、今よりもさらにおいしいバーレーワインを多くの方に提供できるようになると確信しています。

『今回のプロジェクトで醸造するバーレーワインが、酒屋の造るクラフトビールとして 地域の誇りのひとつになるように努力します!』

10年以上タッグを組んでビール醸造を行っている二人
向かって左が四代目 佐藤 航 向かって右が 現工場長 後藤 孝紀(旧姓 佐藤)

今日も地域が誇れるビール醸造を蔵の中で行っています。

■最後に・・・

私達は、サポーターの皆様と本当により美味しいビール造りを追求したいと思います。 そして、皆様とすばらしいバーレーワインで乾杯をしたいと思います。 私達のつくる未来のビールを思い、ぜひこのプロジェクトに参加してください。 また、機会をつくってぜひ当社に遊びに来てください。

ビールは人の人生を最高に幸せにするすばらしい飲物です。 私たちとともにプロジェクトを通してともに歩む仲間を募集しております。 何とぞ宜しくお願いします。

■最後の最後に・・・・

おすすめのサポーター特典は、「バーレーワイン会員」です。 毎仕込みごとに1本づつバーレーワインを計7回お送りします。

クラフトビールのよさは毎仕込み毎に顔が違うビールが出来上がることです。 もちろん私達プロとして、前回よりより美味しいように醸造を行いますが、ともにその進化の過程を3年間過ごせます。 私は、サポーターの皆様とこのプロジェクト1回だけのお付き合いだけでなく、末永くお付き合いしたいとおもっています。 これから進化していく「いわて蔵ビール」の外部スタッフとしてぜひご参加下さい。

特定商取引法に基づく表記

事業者
世嬉の一酒造株式会社
運営責任者
佐藤 航
住所
〒021-0885 岩手県一関市田村町5-42
連絡先
電話:0191-21-1144
FAX:0191-21-1143
E-Mail
staff@sekinoichi.co.jp
ホームページ
http://shop.sekinoichi.co.jp
支払時期
当プロジェクトにて提供する特典(商品・サービス)にお申し込みいただいた時点で与信が行われますが、プロジェクトの募集期限までに目標金額に満たない場合にはプロジェクトは不成立となり、お客様へのご請求は発生致しません。決済は募集期限までに目標金額に達し、取引成立となる場合にのみ実行されます
引渡時期
募集期限までに目標金額が集まった場合に当プロジェクトは成立し、プロジェクトオーナーは集まった資金を元手に特典(商品・サービス)を支援者に提供する義務を負います。特典(商品・サービス)の引渡時期は、特典(商品・サービス)欄の記載に準じます
支払方法
クレジットカード決済(Visa/Master)
楽天ID決済
PayPal決済(プロジェクト達成後に利用可能です)
返品・キャンセルについて
目標金額に達成したプロジェクトに関する特典(商品・サービス)の返品・キャンセルは一切受け付けておりません