浅草橋に製造許可をもつレンタルキッチン『基地キッチン』を作りたい!

浅草橋に製造許可をもつレンタルキッチン『基地キッチン』を作りたい!

限定100個!!『基地キッチン』オリジナルカトラリー!制作レポート②

いざ加工へ!

デザインが決まったら、ここからは家具職人KOKKOK田中さんの出番です。 広い工房にはたくさんの大型機械たちが! まずは、型紙を貼り付けた板を大きな電動糸ノコでスコースコーと型紙通りに鮮やか〜に切っていきます!
今回のデザインは、一つの側面以外は全て曲線なのでとても難しいかたち! カーブのところは何度も歯を当てなおして曲げていくんですね。
外形を切ったあとは側面にヤスリをかけていきます。 これも大きなヤスリの帯がぐるぐる廻るような機械でかけます。
ここで出るオガクズは吸い上げられて、パイプを通り大きな袋に貯まっていきます。 細かな凹凸を削りながら型紙通りの曲線をつくっていきます。
さらに、角を「面取り」。 ふろふき大根を作るときの包丁の要領とまったく同じ! 専用の工具で全ての面を丁寧に取っていきます。
手で握る取っての部分は刃先を調整して大きく削って握りやすくしていきます。
こんなシンプルな板をひとつ製品にするだけでも、いろんな工程があるんですね。 何度も何度も手で触って確かめながら、加減をして削っていきました。
こうして加工していくうちに段々とそれらしい「手に取りたい」立体の形が現れてきます。
そして盛り付けのお皿の機能として少し中央をくぼませるために、グラインダーを使ってキレイに凹みを作っていただきました。
できあがってまぁなんて美しいんでしょ! 完成品はこれに「くるみオイル」を塗って紐を通す用の穴が空けられます。 最後に側面に「基地キッチン」のロゴが入る予定です! お楽しみに!
縦にたてた様子
まな板としてつかえる表面
盛り付けにつかえるよう凹みのある裏面
レポート③につづく
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