子どもたちが10年後を生き抜くための“創造力”を育む場所『Curio School(キュリオスクール)』をつくりたい!

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プロと一緒にプロになろう!”なりきり○○プロジェクト”

CURIO SCHOOLが行っているプロジェクトの一つに、外部の企業さんやプロフェッショナルな方々と一緒に行う「なりきり○○プロジェクト」というものがあります。


"なりきり○○プロジェクト"とは、子どもたちが一日、ある職業のプロになりきって、お仕事をしてみようというプロジェクトです。

しかし、ただお仕事を体験してみるわけではありません。

その道のプロフェッショナルと一緒になって取り組むこと。

それによって本物の感性や視点を取り入れることができるプロジェクトです

色々な知識や情報は、簡単に知ることができるようになっているからこそ、

「本物」に触れてみて、教科書やインターネットでは分からない質感や圧倒的な本物感を子どもたちには感じ取ってもらうことができます。


前回行った"なりきり○○プロジェクト"は、

竹下製菓株式会社の商品企画室の方をお呼びして行った、「冬でも売れるアイス」を考えるワークショップでした。

夏にアイスが売れるのは当たり前です。

だれだって暑~い夏の日に、キンキンに冷えたアイスを食べたいものです。

でも冬に売れるアイスを考えることは簡単ではありません。

どうすれば寒い季節でもアイスが売れるんだろう?

冬のアイスを食べる時の気持ちってどんな気持ちだろう?

冬だからこそ、活かせることってあったっけ?

子ども達は、普段考えない「つくる人」側の気持ちになって、一生懸命色々な視点から考えていきます。

参加した生徒さん達ははじめ、

自分の食べたい美味しいアイスを思いついた!

と竹下製菓の商品企画担当者さんにアイディアを持っていきますが、

「冬だったらそれはどうだろう~」と言われてしまい、ハッとします。

「ただの思いつきでは売れない!」

と思った彼らは

ちょっとガッカリしながらも、もう一度グループになって考えだします。

冬にみんなが食べたいアイスは、

暖かいお部屋の中で溶かしながら食べるから、きっととろとろした食感で、

溶かしながらゆっくり食べるものだから、味が少し濃いめで、

夏と違ってちょっと贅沢な気分で食べたいから、見た目も綺麗なはずだ!

とこんな風に。


問題の本質はなんだろう?

そんなことを自然と考えるようになっていきますね。



私たちはこのなりきりプロジェクトのなかで、4つの行動を大切にしています。

本物のモノコトやその道のプロフェッショナルな方々に「触れる」

そこから、いままで知らなかった疑問や興味に「気付く」

この気付きはどのような意味を持っているのだろう?と「考える」

そしてその考えたことを実行に移してみる「やってみる」

その道のプロフェッショナルと一緒にこの一連の行動を行うことで

子ども達は、目の前にあるものに好奇心を持って手を伸ばし、自分で何かをやってみようという「思考の癖」が身に付いていくようになります。


なりきり○○プロジェクトは、4月からの開校後も予定しています。

ギフトチケットの一つにも設定させていただいているので、みなさまのご参加どうぞお待ちしております!

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