シチリア産フレッシュエクストラバージンオリーブオイルを鮮度そのままに届けたい!
シチリア出張 無事終了!
こんにちは、3時間前にシチリアにお別れして、現在乗り換えでフランクフルト空港にいるカマタです。

名所 SCALA DEI TURCHI WHITE WALLにて 左:カマタ 右:てんぺいさん
旅の最終日にアテンドしてくれたジャンニおじさんがこの名所 スカラ デ ターキへ連れて行ってくれました。
石灰岩でこんな感じに白くなっていて、海と空とのコントラストが美しいです。
今回の旅で以外に一番印象に残ったことがあります。

真ん中の叔父様がジャンニ
ジャンニは、本当にTHEシチリア人という感じでとても明るく、人情深く、頼り甲斐があります。昨年も僕らが来た時も暖かく迎えてくれ、家でご馳走を振舞ってくれました。(美味しいですが、量が凄過ぎて毎回二人ともやばくなります笑)

かぼちゃのクリームパスタ
めちゃくちゃうまいんですが、ご覧の通りの量です(笑) 本当に手厚くもてなしてくれるし、愛を感じます。
このジャンニが最終日に僕ら二人に言ってくれたエピソードです。
ジャンニとお別れする車の中で
ジャンニ:「あなたたちは仕事でシチリアに来ている。だから、いろいろな生産者があなたたちをビジネスの標的としても見ています。それはもちろん悪いことではないが、常にそういう目で見られていることを意識しなさい。わかったか?」
僕ら:「確かに。わかりました!」
ジャンニ:「おれはおれの大事な親戚のクレオフェがあなたのパパと一緒に会社をイタリアで創業したり、歴史を作ってきた。だからおれもカマタと心で繋がっている。私もいろいろな生産者を紹介できるが、毎回あなたたちが騙されないようにすることが努めだと思っている。だから、任せとけ!」

2013年 左:ジャンニ 真ん中:カマタ父 右:オリオプロベンザーニ代表のサルバトーレ
最初にシチリアにカマタの父が関係したのは、きびだんごでも初回支援いただいたこちらのプロジェクトのタイミングです。父がローマではなく、シチリアに目をつけて食材を探す旅でアテンドをたくさんしてくれたのがジャンニだったのです。彼は、シチリアの高速道路交通警察隊の幹部でとても正義感も強く、シチリアを愛しています。シチリア中にたくさんの友達がいます。
素直にかっこいいなと思ったし、なんて熱くてジェントルマンなんだと思いました。確かに、もしジャンニがいなかったら、今の恵まれた生産者たちの出会いはなかったでしょうし、仮に出会っていても現在のような関係担保するのは至難の技だと思います。ただの日本から来たバイヤーという目で見られてしまう。しかし、あくまでもシチリア現地人とのコネクションがあった上で文化共々でいいものを日本へ届けたいという部分が伝われば、長くお互いに成長できる関係を築けていけると思っています。

OLIO PROVENZANI ジェロ
実際、オリオプロベンザーニのオリーブオイルは今回で5回目の輸入を目指していますが、1~3回目までは英語が喋れる輸出担当のジョバンニとメインに付き合っていました。しかし、4回目の時にはジョバンニが辞めていて、跡取り息子のジェロが自然と僕らと付き合うようになりました。英語がかなり通じませんが、僕らもイタリア語を学べるきっかけになるし、もっと彼らと近くなれました。そして、今回は本当にたくさんの歓迎をしてくれて感無量でした。
話はジャンニおじさんとの車の中に戻りますが、ジャンニのような存在は本当に貴重です。ジャンニをはじめイタリア・シチリアでたくさんの良い意味での依存先をお互いに作ることで、ローカルtoローカルが実現していくと思っています。イタリアも日本もお互いに成熟した市場なので商品だけポンポン貿易しても売れません。これらの人々の繋がりありきのストーリー含めて、良いものをお届けすることを改めて強く思いました。
長くなりました!ご覧いただきありがとうございます!

おかげさまで、50%いきました!ありがとうございます!2月27日まで走り抜けます