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企画中の「種」プロジェクトを紹介しています。
仁木町は「ワイナリー」「果樹園」「野菜畑」が連なる町です。 その景色はヨーロッパの田舎町に似て、私は果物の美味しさと景観に魅せられて2020年5月より移住しました。 今は果樹や野菜づくりをして、築65年の古民家を友人と一緒に改装しながら暮らしています。 古民家は一日一組限定「ちょっとお洒落な田舎暮らし」を楽しめる一軒宿として2021年6月のプレオープンを目指して準備中です。 ご協力金は内装費に大切に使わせて頂きます。 宿泊券や畑の収穫物等をお返しする予定です。 応援宜しくお願いします!
加藤 俊太郎
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はじめまして。北海道の仁木町で古民家の宿を準備中の加藤俊太郎と申します。
2020年の5月に約4000㎡の果樹畑と2棟の家屋、2棟の納屋を譲り受け、仁木町に移住しました。
2020年はご近所の農家さんに教えてもらって野菜や果樹栽培を手掛け、9月からは築65年の古民家を改装して一日一組限定の一軒宿のオープンを目指しています。
1階が4部屋、2階が2部屋、他に屋根裏部屋や遊べる納屋、果樹畑、ハーブ畑、キッチンガーデンなどすべての施設を貸し切って、ゆっくりのんびり滞在していただける宿です。
2021年の5月までには、客室やキッチン、お風呂、トイレの工事を行い、プレオープンを予定していますが、予想を超える出費が重なり、屋根裏部屋や土間の改装費に充てる工事費が足りていません。内装工事は私と友人たちの協力(DIY)で行い、極力出費を抑えてますので力をお貸しください。プロジェクトが成立すれば、年内に土間や屋根裏部屋の改装工事にも着手し、魅力的な空間に仕上げるよう努力しますのでご支援よろしくお願い申し上げます。
畑を耕すことも、建物の改装工事も全くの素人ですが、試行錯誤しながらも楽しく進めています。
まず最初にどのような宿を目指しているのかをお話しさせてください。
昭和の匠による「懐かしい」けど「非日常的」な古民家古民家を初めてみた時、「ばあちゃんの家もこんな感じだった…」そういう懐かしさが湧いてきました。
欄間や建具など建物の造作のひとつひとつに物語を感じます。とっても丁寧で美しいです。
一緒にいた大工さんも「こんな仕事は今の大工じゃできないよ。本当に素晴らしい」と溜息を漏らしていました。
一方で、未使用のまま長期間、北海道の風雪にさらされた建物は相当に傷んでいました。
修繕には多額の費用が必要だろうなぁと直感し、建築の専門家に相談しても、実際に床や屋根を剝がしてみないとわからないそうです。
壊して建て直したほうが安上がりとも言われました。
でも、壊してしまえば、この味わいは終わってしまう。自分の残りの人生をこの古民家で過ごしたい気持ちが強まってきました。家族も応援すると言ってくれました。
宿をビジネスの拠点ではなく、これからの生き方の拠点として復元しよう。
私たち家族がここで旅をするように暮らし、訪れる人は暮すように旅をしたらいい。
ふるさとに帰省するように家族旅を楽しんでくれたらいいな!
そういう想いで、日本家屋の美しさを復元しよう。
非日常の空間にデザインして、大人数で楽しめる一軒宿ろうと思いました。
古民家の宿のデザイン~ワクワクが止まらない!広い土間は集いの場!昔の農家はこんなふうに土間が広くて、ここにみんなで腰を掛けて、おしゃべりをしていた!そんな光景を思い出しました。
ここに集ってみんなで鍋をつついたら楽しいだろうな!
大きめのテーブルを置いて、まるで「炉端焼き」のような土間空間にしたいです。
客室は6部屋 家族でグループで集ってほしい客室と言っても襖で仕切られているだけですけど、1階に4部屋、2階が2部屋です。ゆったりとお過ごしください。
天井を拭き掃除して、漆喰壁を塗りなおして、きれいにしてお迎えいたします。
果樹畑が見渡せる大きな窓とテラスデッキもともとは廊下に小さな窓があるだけでした。小窓の向こうの果樹畑の景色は素敵なのにとってももったいない。腐っていた廊下の基礎を補強してもらい、窓を全面に大きくして、テラスデッキへの出入りできるドアも増設しました。天気のいい日はハンモックに揺られながら、寒い日も屋内のソファーに寝そべりならのんびり景色を楽しめます。
お風呂からテラスデッキに出ると、そこにサウナ(未定)お風呂は大きめに作り変えました。シックに石かタイル張りにしたいです。
お風呂の窓からも果樹畑を見渡せます。お風呂場にも直接テラスデッキに出てれる扉があり、お風呂からタオル一枚巻いて、デッキで涼むことができます。ここに繋げて小さなサウナ小屋があれば、サウナ⇒水風呂⇒テラスデッキ
最高なのですが!課題です。
果樹畑、キッチンガーデン、ハーブガーデン宿の周りは、約4000㎡の畑です。前の地主さんが残してくれた果樹(サクランボ、りんご、梅、プルーン、すもも、栗)はどれもとてもおいしく実りました。昨年はブルーベリーの苗を200本、ハスカップの苗を50本新たに植えました。
いっしょに収穫して、ジュースを絞ったり、ジャムをつくったりも楽しいですね!
まだまだ素人ですが、昨年は野菜づくりにも挑戦しました。(家族や友人だけでは食べきれず、売れるほどのクオリティはなく消費に苦労しました)今年はハーブガーデンをつくろうと計画しています。土づくりに精を出して、農薬や化学肥料の使用を出来るだけ控え、美味しくて健康に良い果樹と野菜づくりを目指します。敷地内の果物や野菜、ハーブは宿泊客には自由に食べていただけるようにします。
屋根裏シアター2階の屋根裏部屋には独特の味わいがあります。前の持ち主の叔父が暮らしていたらしく、暮らしのヒストリーを感じる部屋です。どんな人が、どんな風に?現状では夏は暑すぎ、冬は寒すぎます。床と天井を直して断熱材を入れて、天井にスクリーンを取り付けて、寝そべって映画鑑賞出来る屋根裏シアタールームにしようと思います。マッサージ部屋にするのもいいかな?
納屋ルーム「時空」古民家の横に小さな納屋があります。2020年にニシさんにお願いしてアレンジしてもらいました。納屋ルーム「時空」どんな風に活用しようか想像中です。
ペットも一緒に暮すように泊まれる札幌の我が家では、昨年まで犬を飼っていました。ゲンです。
今年からはここでいっしょに暮すつもりで何度か遊びに来ていたのですが、昨年10月に他界しました。(享年16才)写真はペットと一緒に泊まれる宿でご満悦の一枚です。
こんな顔をここでも見たかった。
家族と一緒に暮すように泊まれる一軒宿にしたいです。
人生を終える日にどんな気持ちに成って居たら最高ですか?~どうして移住しようと思ったか~「明日死ぬかもよ」は以前読んだ本のタイトルです。
東京から札幌にUターン起業して、測量会社を立ち上げしました。食べて暮らしていければいいくらいのつもりでしたが、幸運なご縁を頂き、社員にも恵まれ、会社は少しずつ成長を続けました。
売上を伸ばそう、顧客を増やそう、利益を上げよう、いい職場をつくろう、待遇を改善しよう、福利厚生を・・・。忙しいけれど充実していたと思います。
でも、私は経営者には不向きでした。会社を大きくするより、家族との時間を楽しみたいという衝動のほうが大きいのです。このままでは人生最後の日に笑って死ねない。しかも、過労とストレスで心身のバランスを失い体調を崩すようになりました。
2018年4月、末期癌の父が息を引き取る間際に私は一本の電話を切れないでいました。事情を話しても電話を切ることを許してくれない相手とやりとりの最中に父は亡くなりました。自分は何をやっているんだろう?その瞬間に生き方を変える決断しました。
会社を譲って畑と古民家を譲り受ける決断を私の妻も娘も私の決断を喜んでくれました。家族の為に働くのではなく、家族と一緒に働こう!
宿を始めるきっかけ仕事を辞めて何をするか決めていませんでした。
最初は家族3人でカフェをしようとか言ってみたり・・・
宿を始めるきっかけはいろいろでした。
①シェアハウスの運営楽しい~シェアハウスAzuma私は5年前から余市町(ニッカウィスキーで有名な仁木町の隣町です。)でシェアハウスを運営していました。地方の町のシェアハウスには、年齢、国籍、性別を問わず、様々な目的や事情を持った人が集います。私は「世話を焼く」のは得意ではなく「ちょうど良い距離感」を大切にしています。その距離感が私自身にも心地よくて「こういう生き方って嫌いじゃないな」そう思うようになりました。だんだん地域にも理解されるようになり、交流も増えてきました。そうしたら、地元の人から「加藤さん、宿をやってみない?」って声を掛けていただきました。
②ワインツーリズムへの協力仁木町や余市町では世界に通用する美味しいワインがつくられているのに、地元で楽しめる場所はまだまだ少ないです。2019年ころから地元の有志でワインツーリズムの拠点をつくろうという活動が始まり私もお手伝いしています。仁木町や余市町には、ワインに限らずここでしか味わえない、ここでした体験できない、そういう魅力がいっぱいあります。でも、地元に宿がないから、旅行客は素通りしてしまうのです。古民家の宿もワインツーリズムのお役に立てたらいいと思うのです。
③広島のゲストハウス開業合宿古民家の宿の決心を固めたのが、開業合宿の先生方や受講仲間のみなさんとのご縁でした。広島県呉市の音戸町に全国からの仲間が集って「ゲストハウスとは単に宿泊所なのではなく、地域と共に生きる場所」であることを共に学びました。
情報を検索して観光地を回りたいなら、ホテルか旅館が便利です。でも、地元に愛されるゲストハウスって「ここでしか味わえない、体験できない、出会えない・・・」というレアな「関係性」を大切にしています。
地元と共に生きて、訪れる人との一期一会を大切にする。そういう生き方って素敵だと思うのです。
どうしてクラウドファンディングなのか?ぶっちゃけ古民家の改修費用は想像以上に高かった!
宿をやると決心して購入したものの予想はしていましたが、それ以上に多額でした。基礎と言っても束石に柱が乗っかっているだけ。床を水平にして安心して暮らせる耐久性のためにも、プロの大工にお願いしました。友人で設計士の一原さんが出来る限り節約しても改修工事費は1400万円を超えてしまいました。
内装工事は、基本的にDIYで、家族や地元の友人、高校生などにもお手伝いいただいて進めていますが、お風呂は水の勾配やらなんやらで難しく、職人さんにお願いすることにしました(追加で80万円)
屋根裏シアターなどの内装工事費にご協力ください資金的にピンチでしたので、屋根裏部屋の工事を先送りしようか、銀行に融資をお願いしようかとも思いましたが、人生初のクラウドファンディングに挑戦しようと思いました。プロジェクトが成立すれば、融資を受けずに宿を完成させてオープンできます。力をお貸しいただけると嬉しいです。
今後の予定2021年 3月~4月 客室、お風呂、キッチンの内装工事を進めます
5月~12月 体験宿泊(友人、知人)
7月~12月、体験宿泊(クラウドファンディングにご協力いただいた皆様、HP、SNSでご縁を頂いたみなさまを優先)
畑については、果樹を増やし、農薬や化学肥料に頼らない「果樹栽培」「野菜栽培」「ハーブ栽培」に挑戦しようと思います。
2022年より宿を本格的に稼働します。
宿準備の進捗や農作業の営みを日々更新したいと思いますので応援を励みにいたします。
よろしくお願い申し上げます。
最後に思うこと私は今まで、つい頑張って生きてきました。
これからは、自分でやりたいことをして、自然体で暮らしていこうと思っています。
工事の進捗や畑の様子など、日々の最新情報をお伝えいたしますので、興味を持っていただけましたら、フォローいただけると嬉しいです!
■特定商取引法に基づく表記
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Project Seed !
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