自筆の勧め本品を企画したきっかけ以前、とあるものを制作し「高倉健」様からお礼状を頂いたことがあります。
書面はPCで書かれたものでしたが、サインは自筆でした。
関係者の方から聞いた話では「健様」お気に入りの筆記具で書かれたとの事!
あなたへの映画を撮影されている時期でもあり、
文章内容はもとより自筆のサインからはまさにその人柄が伝わってきました。
人とのふれあいが少なくなってしまっているこの時期、
気持ちを伝える大切な文字を書く際には、自分が大切にしている筆記具を使っていただきたいとの思いで、
本品の制作を企画致しました。
製作者紹介文殊房=南都筆管師/萬谷 歓峰 kanpo mantani筆管師の家に生まれ、幼少のころから轆轤(ろくろ)を使って様々なものを作っていました。
木や竹、象牙、水牛、珊瑚、鹿角など天然素材を使った筆管つくりを中心に、技を磨いて参りました。
オリジナルのものを作り、お客様に直接販売したいとの思いから「文殊房」を設立。
奈良を代表する社寺の儀式で使用する筆の制作や、天然素材を使ったオリジナルの作品づくりを行っています。
筆管づくりの技術を基に、矢立や硯箱といった書道具や文房具、香合、塗香入れなど幅広い木竹工芸品を手掛けており、
どれも世界に二つとない作品です。
制作者の代表作品奈良正倉院/宝物筆(写)奈良の工芸を残そうとお力添えを頂いた方のお取り計らいで、特別に「正倉院宝物」筆の文献を拝見させて頂く機会を得、
レプリカを制作させて頂きました。
一概にレプリカと言えども、竹は天然素材です。
同様の太さ、似通った柄、似通った色合い(時を経て、色づいたもの)の材量を調達することは
努力というより、出会いでしかありません。
長年この仕事に携わって来たからこそ、皆様に見て頂ける品が作れたのだと思っています。
筆の技術から生まれたボールペン正倉院宝物「筆」第2号の形と同型楊貴妃の涙が模様になったと伝説の、湘妃竹(紅斑竹)と呼び名がついた「斑竹」を使用。
本品に使用する「班竹」は、30年くらい前、中国で手に入れたものですが、
本竹はその後伐採禁止となり、新たに入手することができなくなったと聞いています。
美しい紅色の模様が特徴。
古竹特有の竹全体が黄色みを帯び入手困難となった「お宝もの」的存在の竹です。
(*注 実際に涙が模様になったものではありません。)
形、使用材量ともに感動を誘うボールペンです。
お客様の声こんなボールペン見たことない!/一目ぼれ正倉院筆を模したボールペン。
「奈良でしか作れないものを作りたい」そう語る萬谷さん。
奈良が好きすぎて奈良に引っ越してきた私。
奈良にはこんなお店があるのかと感動!
心が動く・癒される根拠感動の理由その1、天然記念物と指定された神秘的要素を持つ奈良の鹿角を使用筆管職人の経験と技で鹿角を有効利用
*鹿の角による事故を防止するため、奈良奉行の溝口信勝の命によって行われた「鹿の角きり」は、
現在も奈良鹿の愛護会が継承し伝統行事として行われています。
本品に使用する鹿角は奈良鹿の愛護会から購入するものです。
また、本プロジェクトに対する承認も頂いております。
=奈良鹿の愛護会との出会い=数年前、奈良で玉木宏氏と綾瀬はるか氏出演のテレビドラマ「鹿男 あをによし」の撮影がありました。
撮影に使用する「勾玉」を、鹿の角で造れないかとのお話しがあったことが「鹿の愛護会」と出会い。
奈良公園の鹿はその方たちの手で保護されていることを知りました。
それ以来、愛護会が行う体験教室の教材「鹿角ストラップ」制作のお手伝いをさせていただくなど、
「天然記念物」と指定されている鹿の角を使うことにご縁を頂いた私は、
鹿の保護活動に役立つ鹿の角を購入し「有効かつ丁重に扱う」ことの使命感にも似た気持ちを感じ、現在に至っています。
=鹿角で制作したその他の作品紹介=感動の理由その2、持ち手部分に精神の鎮静作用があるといわれている沈香(粉末)を使用沈香とは、インドネシアをはじめ東南アジアに産する香木の一種です。
アキラリア属(ジンチョウゲ科)の倒木・枯れ木が土中に埋没したり、
また傷ついた所に樹脂が凝縮したりと、特殊な条件が重なり合って生成される希少な香木です。
沈香は他の物質では得ることの出来ない東洋的な幽玄な香りをもっています。
沈香の香木を粉末にします。
持ち手部分に沈香(粉末)を塗布します。
(本品は香木の粉末を持ち手部分に塗布し、
手のぬくもりで香木の性質(香り)を感じていただけるよう企画したものです。)
*沈香粉の塗布時には独自の方法(手技)を施し、粉末がはがれ落ちないよう工夫いたしております。
また、 表面にはコーテイング加工を施しておりますが、故意に水につける(誤って洗濯したり)、過度の汗等による水濡れには対応しかねますので、
取り扱いにはご注意ください。
当店舗ご紹介東西に大和川が流れ、多くの街道が交わり、古代から多くの人が集まる場所。
奈良盆地の南東部に位置する桜井市に工房と店舗があります。
店内では海外の方の書道体験も観光が盛んだったころには、店舗内で海外の方に書道体験も行いました。
初めて体験した筆と墨で漢字が書けたと、盛り上がっている写真です。
テレビや雑誌の取材も多数/プチ美術館のよう鶴瓶さん出演のテレビ番組「何を作っているんでしょーか」から始まり、NHK「美の壺」や、
最近では、「ぐるっと関西お昼前」「大人旅・ひとり旅」の取材に協力させていただきました。
予告なく突然訪問があった取材では、
「まるでプチ美術館のよう!」と原田伸郎氏(弁)。
店内には、筆はじめ店主が制作した作品が並んでいます。
最後に!筆は毛先を作る職人と、持ち手部分を作る職人との共同作業で出来上がります。ところが、筆の伝統工芸師とは毛先の職人のことを指し、
持ち手部分を制作する職人(筆管師)は活躍の場をなくしてしまっています。
そのため日本ではその仕事に従事する者が数名しか残っておらず、
筆の持ち手部分の生産量が激減しています。
したがって、今後は毛先が痛んでも取り換えのできる筆が必要となる時代が訪れるかもしれないと、考えています。
製作者から一言価格競争の波に飲み込まれ、効率の良さを追求しすぎた結果、同じものが大量に生産され、
モノの画一 化が進む。
「モノつくり」産業の衰退は加速し、個性的な品に巡り合う機会は少なくなる一方です。
目標金額達成で「神秘的」「お宝もの的」素材を使用した、「持つだけでモチベーションが上がる」ボールペンの商品化が決まります!
奈良の風物詩「鹿」の保護活動及び工芸(筆管師)職人存続のために、ご賛同、応援よろしくお願い致します。【備考】
*天然素材を使用しております。
・素材は使用する部分により色・柄、形等、画像と多少異なる場合があります。
(また、鹿角特有のくすみ(灰色)が出る場合があります。)
・高温、多湿は、割れ、ゆがみの原因となります。
ご注意ください。
*ボールペン沈香抹塗について
・塗布時には独自の方法(手技)を施し、粉末がはがれ落ちないよう工夫いたしております。
表面にはコーテイング加工を施しておりますが、水につけたり(洗濯したり)、
過度の汗等には対応しかねますので、取り扱いにはご注意ください。
・本品は香木の粉末を持ち手部分に塗布し、
手のぬくもりで香木の性質(香り)を感じていただけるよう企画したものです。
本来、香木は熱を加えることで香りが出る性質のもので、手のぬくもりで感じる香りには個人差があります。
ご了承ください。
■特定商取引法に基づく表記
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目標は ¥200,000 に設定されています。
プロジェクトは 2021/05/05 に達成し、2021/06/18に募集を終了しました。
数量限定!特製鹿角装飾ペン立て [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 6 | 数量限定あと 14
鹿角製塗香入れ [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 0
Aタイプ:(紅)斑竹香纏ボールペン [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 6 | 数量限定あと 44
数量限定!鹿角製筆掛け [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 0 | 数量限定あと 20
Bタイプ:高級沈香抹塗ボールペン [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 1 | 数量限定あと 19
早期割!鹿角製塗香入れ [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 2
期間限定!専用ペン立て付き(紅)斑竹香纏ボールペン [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 4 | 数量限定あと 46
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