「音楽があれば幸せですよ」ピアノがあればどこへでも・・・世界各国で行った演奏会は3500回をこえる国際的ピアニストとして充実した演奏活動を行い、デビュー40周年記念コンサートを全国各地で行った翌年、演奏会中に脳溢血に倒れ、一瞬にしてピアニスト生命を断たれました。しかしながら、舘野さんは、常に前を向いて、その人生を受け入れたのです。しなやかに病を乗り越えて、2年後に「左手のピアニスト」として見事な復帰を果たしました。そればかりか、新しい演奏法を編み出し、日本にひとつもなかった左手のためのピアノ作品を、次々に委嘱し発表。舘野さんの左手から、人の輪がどんどんと広がっています。一身に情熱をそそぐ真摯な取り組みは、多くの人々に感動と勇気をもたらしています。左手のピアニスト舘野泉さんは今年80歳をむかえます。65歳で病に倒れて第2の人生を歩んでた人生の集大成です。「音楽があれば幸せですよ」と微笑む、舘野泉さんの80歳への挑戦を応援するプロジェクト第2章のはじまりです。「完璧や完全に満足なし」「同じ日常も同じであることは決してない」演奏会で花をもらって、家に帰って、花瓶に生けるとき・・・「あぁ、綺麗だなぁ」と思う。 何日かして、枯れてしまった花をもいだり、葉をとったり、茎を短くしたりする。また「あぁ、綺麗だなぁ」と思う。朝起きてみる花も、夕方にみる花も、同じ場所にあってもその日の天気によって、日差しの差しこむ具合によって、その花は風情をかえる・・・そして、そのたびに「あぁ、綺麗だなぁ」と思う。「同じ日常も同じであることは決してない 繰り返しは積み重なってゆくもの。だから、完璧や完全なんていらない。だって完璧にできたらそれで終わりじゃないの!」とにっこりする舘野さん。「あきらめないで持続してゆく日々に、インスピレーションは必ずやってくるよ。」若い頃から世界を飛び回り、新しいことに臆せず挑み、音楽の視野と可能性を広げてきた舘野さんだからこそ言える、心に響く言葉です。舘野泉 ~80歳バースデーコンサートへの道~ 第2章舘野泉さんは、1966年のデビューリサイタル以来、毎年”自主リサイタル”を行ってきました。”自主リサイタル”というのは、自らが演奏会に関するすべての面に(経済的にも)責任を負って開催するものですから、その多くは、ご自身が身銭を切る形で行われてきたのでした。 とはいえ、今回舘野さんから「80歳の誕生日へ向けて、いくつか自身の集大成となるようなコンサートを行いたい」という話を聞いたとき、あまりの壮大さに私たちは驚きました。 ピアノ協奏曲は1曲だけでも大変な集中力と体力を必要とすることですから、80歳を目前にしたアーティストの考える枠を超えていたのです。今回ご支援いただきたいのは <第2章> 6月18日に行われる3つのピアノ協奏曲初演のコンサートで使われる特殊楽器のレンタル料金の一部です。 ルネ・シュタール:ファンタシティック・ダンセス に使用する特殊楽器 スネアドラム、木琴、アンティークシンバル、トライアングル、シンバルのペア、タンバリン、ガラスチャイム、シズルシンバル、テンプル・ブロック、サスペンドシンバル、馬のひづめ、タムタム、空の1.5リットルのペットボトル、クラベス、サスペンドシンバル、バスドラム、ボンゴ、ヴィブラフォン、口笛で車のクラクション、アヒルの笛、ドラム、コンガ 舘野泉 ~80歳バースデーコンサートへの道~ <第2章> 2016年6月18日(土) 14:00 第一生命ホール(東京晴海) 【3つのピアノ協奏曲 初演】 Ⅰ 平野一郎:二重協奏曲〈星巡ノ夜 舘野泉に捧げる〉 *東京初演 Ⅱ ルネ・シュタール:ファンタスティック・ダンセス *世界初演 Ⅲ ヒンデミット:左手のためのピアノ協奏曲 *日本初演 <第3章> 2016年11月10日(木)19:00 東京オペラシティコンサートホール 80歳バースデー・コンサート 「4つのピアノ協奏曲に挑む」 <第1章> 2015年11月10日(火)19:00 ヤマハホール(銀座) バースデー・コンサート「音楽と物語の世界」共演:草笛光子 *おかげ様で大成功。今年6月大阪、仙台、札幌、そして11月福岡で公演が予定されています。お近くの方は是非ご来場ください♪ 【第1章】における活動報告はこちらです → http://kibi-dango.jp/info.php?type=items&id=I00001526月18日 3つのピアノ協奏曲初演!
初演にかかる経費の驚くべき事情!通常のコンサートでも必要なホール代、チラシやプログラムなど制作費に大きな金額がかかりますが、くわえて今回は新しい作品のために、楽譜の使用料、初演料、楽譜の製本、音楽著作権など初演のためにかかる経費は想像以上の金額となります。たとえば、ヒンデミットの作品は、海外から楽譜を取り寄せますので、その輸送費も負担しなければなりません!更に!大きな編成のオーケストラで打楽器がふんだんに使われる華やかな作品は、特殊楽器のレンタル料だけで70万円ともいわれています。しかし、ルネ・シュータールさんの作品における華やかさは、恩師である舘野さんへの尊敬と敬愛”そのもの”ですから。なんとしても楽器をそろえなければなりません。また、プロのオーケストラと違って、東京ユヴェントス・オーケストラは、練習場を持っていないため、毎週末に行われる練習場の費用もかかります。彼らはそれぞれ仕事のお休みを利用して週末に集まって練習に勤しんでおり、音楽に寄せる情熱はプロにも負けません! “クラシック界のレジェンド” 舘野泉さんの挑戦を、ぜひ一人でも多くの方と喜びを分かち合いながら、成功させたいのです。 「舘野泉80歳へのプロジェクト 第2章」への皆様のご支援を、心よりお願い申し上げます。80歳を目指して (舘野泉)80歳を目指して 80歳の誕生日をを目前に控えて私には3つの大きなプロジェクトがある。 ひとつは草笛光子さんとの「音楽と物語」で、現在東京と南相馬での公演を終え、この6月には大阪、札幌、仙台での公演がある。 3番目のプロジェクトは80歳の誕生日に「ピアノ協奏曲4曲」を高関健さん指揮の東京シティーフィルと演奏することであるが、その前に2番目のプロジェクトとして、3つの協奏曲を初演することで、オーケストラは、長年私を支えて数々の協奏曲を一緒に演奏してくれた東京ユヴェントス・フィルハーモニーである。指揮は才能も意欲も溢れんばかりの新鋭、坂入健司郎君。私も含めて皆が慶應義塾の出身である。 プロのオーケストラはどうしても保守的になりやすく、新しい作品をレパートリーとするまで何年も待たなければならないが、若い人たちは自分達がよしとしたことをすぐ実行に移す。その意気こそが新しい世界を切り開く原動力となるものだ。 今回が東京初演となる平野一郎さんの二重協奏曲<<星巡りの夜>は宮澤賢治の世界を思って作曲された、日本で初めての二重協奏曲。息子のヤンネと一緒に弾けるのが嬉しい。 舘野泉平野一郎:二重協奏曲〈星巡ノ夜 舘野泉に捧げる〉世界初演の終演後、楽屋にて。左、英司さん(弟)と右、ヤンネさん(息子)
特定商取引法に基づく表記 |
目標は ¥100,000 に設定されています。
プロジェクトは 2016/05/17 に達成し、2016/05/23に募集を終了しました。
サポーター数 0
【特典2】特典1+舘野泉撮影の写真の絵葉書+応援メッセージ
お届け・提供予定時期
サポーター数 6
【特典3】特典2+リハーサル見学+クリアファイル
お届け・提供予定時期
サポーター数 0
【特典4】特典3+当日配布されるプログラムへの芳名+舘野泉&作曲家サイン入り楽譜
お届け・提供予定時期
サポーター数 4 | 数量限定あと 6
【特典5】特典4+6月18日のチケット+終演後楽屋にて舘野泉と写真撮影+舘野泉へ花束贈呈(舞台上で)
お届け・提供予定時期
サポーター数 0 | 数量限定あと 4
【特典6】コンサートプログラムへの広告掲載とコンサートチケット
お届け・提供予定時期
サポーター数 1 | 数量限定あと 1
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