みなさまこんにちは。
旅する女将 橋本典子です。
おかげさまでセルビアンナイトも第5回。
気仙沼での開催を目標に準備を重ね、思うにまかせぬことも多いなか、そのたび多くのお力を借りながらファンド募集にこぎ着きました。
残すところあと3日となりました。
10月の開催は危うい?というところですが、思いのほかネガティブでない自分に驚いています。
タイミングが今ではなかったのかも・・・と感じつつ、今回の活動報告は友人の協力を得ながら、9月18日から25日まで滞在したクロアチアとスロベニアで、三陸の食材にあうバルカン料理を探した記録です。
クロアチアとスロベニア、セルビアは西から東へと並んで位置し、1992年から2003年まで旧ユーゴスラビア連邦7か国の一員でした。
今回の旅は地図上でちょうどクロアチアの国名が表記された「ク」のあたりに位置するロヴィニから、国境を越えてスロベニア通り、クロアチアの首都ザグレブまでを周遊。
上はまるで絵画か、どこからか持ってきた画像のようですが、正真正銘私のスマホで撮影したもの。
9月18日の朝のロヴィニです。
誰が何で撮影しても、このように美しい風景も中に入り込むと江の島のような気さくな漁師町。
マーケットでは、私の履いていた田植え用長靴が地元の人に大ウケ(これね)。
「エレガンテ」「どこで買ったの?中国?」と尋ねられ「ジャパン!」と仲良くなりました。
どこの国の人ももおしゃれな作業着を探しているんだなー、と嬉しくなる。
つかつかと遊覧船のお兄さんに歩み寄っていくお巡りさん。
何かを話し、お兄さんが出したボートの先の海に目をやると拳銃の影。
野次馬となった私たちが見守る中拾い上げた現物は水鉄砲かな?おもちゃでした。
街の人はビーサンと短パンで歩き、旧市街から新市街にかけての街の雰囲気は、私の中では完全に湘南。
江の島から由比ガ浜の134号線とイメージが重なりました(笑)
マーケットに並ぶ魚たち。
手長海老以外は見慣れたものが多いかな。
日本で目にするよりもサイズが大きかったり小さかったりするのは魚介に限らず野菜にも言えることですが、意外だったのは生の鮪。レストランで鮪は加熱されてピザになり、パスタになり「うわー、これじゃ、ツナ缶でも同じじゃん?」という、日本人にはたいへん勿体ない感あり。
ムール貝や帆立貝は、あれー?というほど小さく三陸の漁場が誇らしく感じたり。
海沿いに並ぶレストランの外に掲げられたメニュー看板はこんなふう。
ヴェネツィア公国の主要都市であった歴史も長く、イタリア系住民も多いため料理も似通っています。
別の日に訪れたFazana(ファジャナ)は、Brijuni国立公園へと渡る船が出る港町。
街の教会は海に面し、写真を撮った背中側は船着き場。
この教会に向かいすぐ左となりのレストランで食事をしました。
ナイフとフォークでのとりわけは日本人には危なっかい。
お箸でやってあげたくなります。
私たちが食べたのは写真のメニュー。
今回の旅でいちばん美味しかったこちらのシーフードリゾット。
アドリア海の魚介もなかなかですが、三陸だってすごいんだぞー!と思いながら食べたこの一品を、ぜひ気仙沼でつくりたい。
10月が無理でも、また別の機会にね。
いつでもできるよう準備しておきます(^^
申込期限は10/2㈰23:59まで。
みなさまのご支援をお待ちしております。