初めまして!東京は北区東十条で小さなワイン食堂を経営する渡邉と申します。
専門学校の講師をしつつ、一人で店を切り盛りするフレンチ料理人です。
以前から考えていた、「子供に料理を教えるボランティア活動」を実現に移すべく、活動中です。
新鮮な食品と季節の食材を提供するための、資金調達にこの場をお借りしています。
食材の寄付もありますが、買い物も勉強だと思うのです。
この道30年のベテラン料理人が、お子さんと料理を一緒に作る子ども食堂にぜひ、ご協力をお願い致します。
小さな事を少しずつ、長く続ける気持ちで活動準備中です。
食事の提供だけでは不十分な現状近年活動が盛んになったこども食堂。
個食の子供たちや金銭的に問題のある家族を助ける、素晴らしい運動です。
しかし、そこからもこぼれてしまう親子もいるという現実もあります。
そして、給食のように毎食提供ではありません。
子ども食堂の無い日はどうしているのかが、とても心配でした。
単純に親御さんが朝から晩まで働いているー>
夕ご飯は用意できないー>総菜、コンビニご飯買うー>食事は外で買うものという認識。
そして、自分一人で料理を覚える機会もなく、大人になる。
では、そのお子さんが親になった時に自分の子供に料理を作れるのか?
大変難しいと思います。
お母さんが作る夕ご飯を食べ、手伝いながら覚えていったのが家庭料理だと思うのです。
人は食べるもので生きています。幼少時の栄養不足、バランスの悪い食生活は大人になっても習慣として残ります。
キレやすい、集中力に欠ける、体力不足、低体重、貧血や学習障害などに繋がるのです。
そして、ジャンクフードや清涼飲料水、食品添加物の多い外食を好むようになり、それらも割高です。
この負の連鎖を防ぐために、「料理と栄養を学ぶ子ども食堂」を立ち上げる決心をしました。
店舗の休みの日を利用して、この場所で2019年4月から始動します。
運営について毎週月曜日、または火曜日の午後からの予定、定員6名まで
クローズ型ですので完全予約とします。
お子さんは北区の民生委員やケースワーカーの方々からの紹介制です。
小学生から高校生まで、親子の参加も可能です。(子供は無料、大人は200円)
エプロンやまな板、包丁などは個別に用意します。
時間は料理時間と食事を含めて約2時間程度とします。
日常にある食材を使い、安価で簡単な家庭料理を、個別指導いたします。
お子さんの好きな物から少しづつ、知らない食材や料理法などもを紹介します。
1回の買い物で数回の食事を作れることを体感してもらい、味を変えて、レパートリーを増やす。
個別のノートに、材料や作り方、ポイントや感想などを記入し、連絡帳とします。
民生委員とも連携を取り、問題点やこれからの指導について連携を取っていきます。
お誕生日、クリスマス、ひな祭り、様々な行事や進級、卒業などもお祝いし、それらにちなんだ料理やお菓子なども作ります。
料理を作りながら、栄養の大切さや効率の良い食べ方を考えます。
段階が進んだお子様とは近くのスーパーマーケットに行き、買い物をし、料理をするのをワンセットとします。
上手に出来上がった夕飯を、帰りの遅いご家族に持ち帰るのも可能です。
無論、片付けや皿洗いや衛生観念にも注意し、自家中毒などを起こさないような料理の方法や、保存も学びます。
しかし、ラ・プール・オ・ポのキッチンはかちこちのお料理教室ではありません。
学校でもなく、家でもなく、そして友達でもないおばさんとご飯を作るゆるーい居場所になってくれたらと思います。
日常的に自炊が苦労なく出来るようになったら「卒業」も考えています。
その時には、使っていたまな板などのキッチン用品をプレゼント!の予定です。
使い慣れた道具を家でも活用してくれたら嬉しいです。
では「卒業」でおしまいですか?
いいえ、そうではありません。
例えばラ・プール・オ・ポのキッチンでスタッフになって、その後の活動を手伝って貰うのはどうでしょうか。
又は、北区の子ども食堂に、ボランティアとして参加するのも素敵ですよね。
得意な物がひとつ増えて、お子さんの自信にも繋がると思います。
そして、高校生までお引き受けするのは理由があります。
貧困家庭のお子さんが18歳になっても状況は変わりません。
むしろ進学や、一人暮らしに更にお金が必要になるでしょう。
自立するための1歩、自活する為にも、自炊は欠かせないスキルです。
飲食業を推進するわけではありませんが、高校生にも出来るアルバイトですし、賄いがあるなら1食確保、です。
きつい仕事だと思いますが、今、出来る事でお金が稼げるのはプラスになります。
そして進学するための貯金や、就職に役立つスキルに使ってもらいたいと思うのです。。
彼らが自活して家族を持ち、自分たちの力で生きていける様に、居場所を作り援助をするのが大人の役割ではないでしょうか。
この活動を通じて世間の常識や社会規範、等価交換を学び、いつかどこかで、それらを還元できる大人になって欲しいです。
ご支援金の内訳目標額 300,000円
食材費は特に必要経費です。
6か月間の活動費となります。
食材費 32,000円x6ヶ月=192,000円
備品購入費 5,000円ⅹ6ヶ月=30,000円
運営費 5,000円x6ヶ月=30,000 円
進級、卒業、入学、お誕生日、クリスマス、新年などのお祝い会費 3,000円x6ヶ月=18,000円
Kibidango手数料10% 30,000円
尚、余剰金は繰り越します。
最後ですが、お店の事、私の事。ここまで読んで下さいました皆様に、心からの感謝を申し上げます。
活動の拠点となりますLa poule au pot はフランスは中央山岳地帯、オーヴェルニュ地方料理の食堂です。
亡くなった伴侶の故郷の郷土料理を提供しています。
特典のテイクアウトセットはこの地方のパテやテリーヌ、ソーセージなどの盛り合わせです。
当店の一押し商品ですので是非ともご賞味頂きたいです。
店内はカウンター6席の小規模飲食店で、18歳の息子とのひとり親家庭の母親でもあります。
旧店舗時代、伴侶が病気になり、従業員と頑張りましたが彼の抜けた穴は大きく、数年後に閉店を余儀なくされました。
当時小学生の息子をかかえ、残ったのは多額の借入金でした。
ダブルワークをし、1日13時間労働で返済を続ける生活は、神経が磨り減る辛い時期でした。
事業の為の借金でしたが、周りに相談するのも恥と思い体裁を気にする母親を息子はどう見ていたでしょうか。
幸い、近所に母が住んでおり、深夜に帰る私の代わりに息子の面倒を見てくれましたし、
当時の学童保育、児童館の先生方、少年野球のコーチ陣や同級生のお父さんには本当にお世話になりました。
ひとりで何もかもやってやる!とから回る私を、そうではないと気づかせてくれたのです。
もちろん行政の補助にも助けて頂きました。
それを今、どう返していくのか、どう還元するのかと考えたのが今回の活動内容です。
息子も応援してくれていますし、有難い事にご近所から手伝いの申し出も頂いております。
小さな小さな活動ですが、お子さんの心に寄り添う優しい居場所「ラ・プール・オ・ポのキッチン」をどうぞ応援して下さい!
最後に今一度、皆様のご賛同とご支援をお願い申し上げます。
■特定商取引法に基づく表記
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目標は ¥300,000 に設定されています。
プロジェクトは 2018/12/21 に達成し、2019/02/12に募集を終了しました。
La poule au potのケークサレ6個セット [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 12
家庭料理教室(大人1名様) [税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 5 | 数量限定あと 5
La poule au pot のテイクアウトセット [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 26
親子でフランス家庭料理教室(2名様分) [税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 3 | 数量限定あと 7
サポーター数 6
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