~セルビアンナイト~ 食べてセルビアを知ろう!冬の味覚篇

~セルビアンナイト~ 食べてセルビアを知ろう!冬の味覚篇

~セルビアンナイト~ 食べてセルビアを知ろう!冬の味覚篇

昨年の11月に旅のディナー報告会「セルビアンナイト」を開催いたしました。 「次はいつ?」という問い合わせを多数いただき、第2弾開催のはこびとなりました。 「セルビアンナイト?なにそれ?」という方のために簡単な説明を。セルビアは旧ユーゴスラビアに属し、アドリア海をはさんだイタリアの東に位置する、テニスプレイヤー、ジョコビッチの母国です。イタリアやトルコ、ハプスブルグ家の占領と影響を受けた歴史は、食にも多彩な魅力を与えています。 現地の写真と音楽を背景に、五感でセルビア料理を堪能してみませんか。

ごあいさつ

旅する女将、橋本典子です。昨年11月にkibidango(きびだんご)のクラウドファンディング「~セルビアンナイト~旅の報告会」でお世話になりました。初めてお会いする方のためにあらためて自己紹介をいたします。 「旅する女将」の肩書は、店舗を持たずシェアカフェやイベントコラボで「典子食堂」を行っていることが背景になっています。2011年より災害ボランティアとしてたびたび東北へ足を運び、乗合での夜食の差入れと現地での自炊が「典子食堂」の前身であることも大きな要因です。「女将」の所以は、着物が好きで和服姿が女将さんのようだとよく言われるため。これらをよく知るボランティア仲間が、出張料理人として独立する際につけてくれました。

セルビア料理との出会い

2011年6月より、災害ボランティアとして三陸地方に通っています。当たり前の日常がほんの数時間で失われる儚さを体感じ、「いつかは」と、やりたくとも先延ばししていたことをはじめることに。そのひとつとして、日本に滞在中の外国人によるNiki's Kitchenなどの料理教室に通いはじめました。  手打ちパスタに興味があり、バチカンの修道女直伝レシピ等、いくつか受けたクラスのひとつとしてセルビア料理に出会いました。国による文化の違いは、虹の七色のように境界があいまいで少しづつ変化していくものだと思っていたというJelena先生の説明通り、セルビアは周辺各国の影響を受けた多彩な食文化を持っています。   2011年8月に初めて受けたクラスは田舎料理。丸鶏で丁寧にとった滋味あふれるスープと、土鍋をオーブンで焼くという技法に感動し、「この先生についていこう!」と心に決めた思い出の料理です。

セルビア旅行

昨年5月に4年間セルビア料理を学んだJelena先生が帰国されました。それに伴い9月18日から26日にかけJelena先生企画の現地ツアーに参加しました。 修道院やレストラン、教室や個人のご家庭などで料理のワークショップに参加しましたが、何はさておき、まず「お茶っこ」で、帰り際には「あれも持って行け、これも持って行け」と手土産がたくさんになる人情の厚さは日本の田舎と通じるもを感じました。また、親日家が多く「日本人は私たちが辛いときに、いつも力になってくれる」と、いたるところで歓迎を受けました。紀元前から現在に至るまでローマ帝国、オスマントルコ、オーストリアハプスブルク家の占領と影響をうけています。最近ではNATO軍による爆撃などなど、国土が150回も戦場になった歴史をもつ国にとって、遠国からの援助は私たちが考えた以上に心に深く刻まれていたようです。
NATOによる国営放送空爆の遺構
UNESCO世界遺産のストゥデニカ修道院のフレスコ画
アウトドアクッキング
ムスリム家庭でのワークショップ

セルビアンナイト

旅の直前の『おやつ時間』という出張カフェの仕事の折、kibidango(きびだんご)とのご縁をいただき、旅のディナー報告会「セルビアンナイト」の企画が立ち上がりました。 Jelena先生に相談したところ「絶対やるべき」と背中を押され、郷土料理や文化を学びつつ、メニュー等の相談をしながらの道中でもありました。 みなさまのご支援のおかげでプロジェクトは 2015/11/09 に達成し、2015/11/11に募集を終了。当日は日本に滞在していたJelena先生もキッチンに立ち、会場がまさにセルビアの空気で包まれました。
~セルビアンナイト~食べてセルビアを知ろう!旅の報告会 * Jelena先生もキッチンに
~セルビアンナイト~食べてセルビアを知ろう!旅の報告会 * 当日の料理
~セルビアンナイト~食べてセルビアを知ろう!旅の報告会 * お客様と

~セルビアンナイト~冬の味覚篇

昨年の11月に旅のディナー報告会「セルビアンナイト」にご好評をいただき、「次はいつ?」という問い合わせ多数のため、第2弾「冬の味覚篇」開催のはこびとなりました。 前回同様、代官山come cafe&osamu barのオーナーソムリエ西尾治さんに店舗をお貸しいただき、「~セルビアンナイト~冬の味覚篇」を企画しました。 現地の写真と音楽を背景に、五感でセルビア料理を堪能してみませんか。 ***************************************************** 日時:2016年2月18日(木)     19:30~21:30    22:00~通常営業となります。 場所:代官山come cafe & Osamu bar    東京都渋谷区鶯谷町8-10 代官山トゥエルブ2 2F-A    東急東横線 代官山駅 北、西口より 徒歩8分    JR 渋谷駅 新南口より 徒歩5分/西口より 徒歩10分    恵比寿駅 西口より 徒歩10分 メニュー: ・Ajvar / アイバル(パプリカペースト) ・Sopska salata / ショプスカサラダ(セルビア南部の代表的サラダ) ・Bela corba / ホワイトチョルバ(鶏のスープ) ・Leskovacka muckalica / レスコヴァッツ ムチュカリッツァー   (スパイシーなジプシー鍋料理) ・Pogacha bread / ポガチャ(セルビアの名物料理、お祭りの伝統的な食べ物) ・Rafaelo kuglice, Rolada od oraha i čokolade / ラファエロ、ルーラード(プチデザート) 旅のお土産:   **************************************** ☆15名満席となりましたら、スペシャルワインがサービスになります。 会費:6000円 (オーナーソムリエのお勧めワイン3杯、旅のお土産つき) ※募集期間終了後のキャンセルは禁止事項とさせていただきます。 返金には応じられませんが、当日おいでいただけない場合参加の権利を他の人に譲渡することが可能です。3日前までにその旨と代理出席される方のお名前をお知らせください。 定員:10~15名
・Ajvar / アイバル
・Sopska salata / ショプスカサラダ(セルビア南部の代表的サラダ)
・Bela corba / ホワイトチョルバ(鶏のスープ)
・Leskovacka muckalica / レスコヴァッツ ムチュカリッツァー(スパイシーなジプシー鍋料理)
・Pogacha bread / ポガチャ(セルビアの名物料理、お祭りの伝統的な食べ物)
・Rafaelo kuglice, Rolada od oraha i čokolade / ラファエロ、ルーラード(プチデザート)

おわりに

これからも現地に足を運びんで生産者を訪ね、自分の目で見て選んだ食材を中心に、世界各国の家庭料理を味わう会を継続して開催してまいります。 おかげさまで今回も、代官山come cafe&osamu barのオーナーソムリエ西尾治さんに店舗をお貸しいただき、「~セルビアンナイト~冬の味覚篇」を企画しました。  現地の写真と音楽を背景に、五感でセルビア料理を堪能してみませんか。 みなさんのご支援をお待ちしております。 旅する女将 橋本典子