香りの良さNO1の青谷の梅…城州白。青谷の梅酒は全国で有名になりました。しかし!需要が減って放置される梅林が続出!この梅を買って青谷梅林を守りたい!

香りの良さNO1の青谷の梅…城州白。青谷の梅酒は全国で有名になりました。しかし!需要が減って放置される梅林が続出!この梅を買って青谷梅林を守りたい!

青谷梅林の歴史!江戸時代まで遡ります!

青谷梅林の歴史は古く、江戸時代まで遡ります。
京都府園芸要鑑には
「本村にては安永年間、山間の痩せ地に僅々数十本の梅樹を栽植せるを始めとし」
とあり、その歴史を示すとともに
「土質の7割は砂礫土にしてその他は砂壌土なり」、
「砂礫土最も梅樹に適し排水可良なる地を好む」
と、青谷の地が痩せた地であったにも関わらず
むしろそれが梅に適していたのだと書いています。

「城州白」は、もともと青谷梅林にあった小ぶりで多く実のなる品種にかわり、
大粒のなる新種として登場しその後生産数を増やしていきました。
城州白の城は山城、州は国、白は実の色を表していると言われています。


青谷の梅は烏灰と呼ばれる媒染剤をつくるために用いられていましたが、
明治になり外国から安価な化学染料が輸入されるようになると
一気に衰退していきます。その後、村の有力者たちにより観光誌が発行されるなどして
一躍文化人の間に広まりました。青谷梅林を愛した文化人のひとり、上田三四二の作は
今でも山城青谷駅前に句碑に刻まれて残っています。



満ち満ちて 梅咲ける野の見えわたる
高丘は吹く 風が匂ひつ

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