ごあいさつみなさまこんにちは。旅する女将、橋本典子です。
セルビア料理との出会いから早5年。昨年までは新卒で入社した横浜の食品会社に在籍し、本社の経理として税務や管理会計を行い、工場の監査やレストランの立ち上げに関わっていました。管理部門に所属していましたがお客様の近くで働きたいという思いが強く2006年にワインエキスパートの資格を取得。2012年に参加者とともに作りあげる”東北の食材で世界の家庭料理を食べる会”をはじめ、2015年7月に退職し独立いたしました。 現在はセルビア料理をメインに出張料理人として活動を行っています。屋号の「典子食堂」は”東北の食材で世界の家庭料理を食べる会”の仲間内での愛称をそのまま採用。和服が好きなこと、店舗を持たずスタートすることから「では、旅する女将だね」という友人の言葉をそのまま肩書にしました。
三陸沿岸の農業、漁業生産者を訪ねて選んだ食材を主役に、テーマのあるパーティを企画運営や、出張料理、世界の家庭料理カフェ、マリアージュディナー、コラボイベント、ワークショップ、講演などを行っています。また、”ごはんカフェ”や民宿の手伝をしつつ日本料理も勉強中。今年からは内陸にも足を延ばし、セルビア料理に適した乳製品や野菜、ワインを探す旅もしています。バルカン半島のソウルフードであるカイマックや、アイバルの製品化や、東京で求められながらも産地から出ることのない食材に光をあて、両者を結びつける事業も計画中です。
セルビアンナイト・旅の報告会2016おかげさまで「セルビアンナイト」は1周年を迎えました。2年目のスタートとなる今回は「紅の豚」や「魔女の宅急便」の舞台となり、1991年までセルビアと同一国だったクロアチア、スロベニアへの旅の報告会。訪問したワイナリーやチーズ工場で厳選した食材を主役に用い、滅多に出会えない味を堪能できます。
日本にセルビア料理店はありませんが現地そのままのレシピで日本人の味覚にあう、どこか懐かしい味が特徴です。この機会に、ぜひご賞味ください。
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日時:2016年12月4日(日)19:00~21:00
場所:ごはん×カフェmadei(までい)
東京都台東区浅草7-3-12 テイトビル聖天1F
●アクセス *********************************************************
メニュー:
○ワインリスト
クロアチア
・Kabola Winery Re Brut(スパークリング)
・Misna Vina Prvostolnik(白)
・Vina Prodan Medica (Mead) 27.5% (ハチミツラキア・蒸留酒)
スロベニア
・KlenArt premium Istrian wines Pinot Noir(赤)
・Quercus Cabernet Sauvignon(赤)
○クロアチア産のチーズ盛り合わせ(ヤギ&トリフチーズ、灰色牛のチーズ)
○Čorba od karfiola / カリフラワーのチョルバ
○Šopska salata / ショプスカサラダ
○Pasulj prebranac sa kobasicama/ソーセジ入りベイクドビーンズ
○Pogača / ポガチャ
○Kremsnita / クレームシュニテ
○旅のお土産ポストカード(参加チケットとして事前に送付いたします)
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会費:6,500円(参加チケット送料・税込)
※募集期間終了後のキャンセルは禁止事項とさせていただきます。 返金には応じられませんが、当日おいでいただけない場合参加の権利を他の人に譲渡することが可能です。3日前までにその旨と代理出席される方のお名前をお知らせください。
定員:10~15名
セルビアとスロベニア、クロアチアへの旅セルビア共和国は南東ヨーロッパのバルカン半島に位置し、首都ベオグラードは北海道と同じ北緯44°に位置する欧州最古の町のひとつです。国土の面積も北海道と近い約8万8000㎢。宗教はセルビア正教(キリスト教)で、通貨はディナール。EUには未加盟。古来より東洋と西洋の交差点として人々が往来し、東西ローマ帝国、オスマントルコ、オーストリアハプスブルク家の占領と影響をうけています。宗教はセルビア正教。食やデザインにはトルコの影響も感じられ、スパイスの使い方は中国やインドへの近さも感じました。
日本との交流は古く、明治15年(1882)のセルビア初代国王ミラン1世オブレノヴィッチ王と明治天皇が親書を交わしてからのお付き合い。柔道や剣道などの日本の武道の人気も高く親日家が多いということです。意外なところでは蚊取り線香の原料、除虫菊はセルビア原産というご縁も。
昨年の旅では「日本人は私たちが辛いときに、いつも力になってくれる」と、いたるところで歓迎を受けました。紀元前から現在に至るまで国土が150回も戦場になった歴史をもつ国にとって、遠国からの援助は私たちが考えた以上に心に深く刻まれていたようです。修道院やレストラン、教室や一般家庭で料理のワークショップに参加しましたが、何はさておき、まず「お茶っこ」でもてなし、帰り際には「あれも持って行け、これも持って行け」とたくさんの手土産を持たせる人情の厚さに日本の下町や田舎とも通じるものを感じました。 今年は9月17日㈯~26日㈪にかけ、クロアチアとスロベニアを旅しました。両国ともセルビアと並び、1991年の独立まで旧ユーゴスラビア連邦7か国を構成していました。昨年訪れたセルビアはセルビア正教の国。食やデザインにはトルコの影響も感じられ、スパイスの使い方は中国やインドとの近さも感じました。
それに対し、クロアチアの地中海沿岸はイタリア系住民も多くカトリックの国。国民性は陽気なラテン系で、美味しいとハートモチーフなど可愛らしいデザインの宝庫。イストリア半島でトリフ狩り(Karlić Tartufi)、オリーブオイル農園(Vodnjan(ボドニャン)のBrist Extra Virgin Olive Oil)、ワイナリー(Vina LagunaおよびKabola Winery)、チーズ工場(Vesna Loborika)などを訪問し、地元レストラン(Agroturizam Familija Ferlin)で伝統的なパスタのつくり方を習い、ワイン、オリーブオイル、ハチミツのラキア、いちじく、トリフのセット、チーズ、チョコレート、手刺繍のクロスなどなどを購入しました。 今回のセルビアンナイトでは旅のお土産のひとつとして、古代からの技法を守り素焼きのアンフォラでワインの仕込みを行っているKabola Wineryで買い付けたスパークリングワインをお出しします。 スロベニアもカトリックの国ですが、食や国民性は勤勉で清潔好きなオーストリアやドイツ寄り。デザインが洗練され、ワインの木樽の原木で有名でもあり木工細工が充実。滞在期間が短かったのが残念です。国民の4人にひとりが養蜂に携わる養蜂王国ということで、蜜蜂モチーフの雑貨も街中でよく見かけました。
ワイナリー(KlenArt premium Istrian wines)、生ハム工場(Gostilna Kobjeglava Restaurant)を見学し、ブレッド湖(Blejski otok)で伝統的なパンPotica講習を受け、蜂の巣箱アートのマグネット、ナプキン立て、船の置き物、ワイン、チョコレート、ハチミツは日本では珍しい松の蜂蜜を購入しました。お菓子はワークショップで焼いたものです。 今回のセルビアンナイトでは旅のお土産として、下のYoutubeを撮影したKlenArt premium Istrian winesで買い付けた赤ワインもお出しします。 親日感情が最も強く、どこへ行っても熱烈歓迎をうけたのはセルビアですが、クロアチア、スロベニアでは日本のアニメがたくさん放映されていると聞きました。クールジャパン強し。隙間時間に現地ガイドとアニメの話で「あれなんだっけ、3人姉妹でいつも何かを盗んでて」「キャッツアイじゃない?」と盛り上がり、また別の女性ガイドと「キャンディ・キャンディ」の主題歌も一緒に歌ったのも楽しい思い出です。
セルビアンナイトについて人気企画の「セルビアンナイト」は食を通じてセルビアを知ろう!がコンセプト。都内レストランを貸し切りで開催しています。季節ごとに替わるメニューはすべてセルビア(旧ユーゴスラビア連邦国を含む)の伝統的な料理で統一し、現地の音楽や映像とともに五感で味わう趣向です。会員制ではないため、そのときどきの顔ぶれで少しづつ異なる雰囲気となりますが、毎回お客様同士での話もはずみ、初めて出席される方も、リピーターの方も和気あいあいされています。セルビアにゆかりのあるお客様が参加されることも多いので、直に現地の話が聞くことができるかも?そんな空気もお楽しみください。
過去のプロジェクトにつきましては、下記のリンクをご覧ください。
おわりにこれからも現地に足を運んで生産者を訪ね、自分の目で見て選んだ食材を中心にセルビアンナイトは続きます。
今後ともよろしくお願いいたします。
みなさんのご支援をお待ちしております。
旅する女将 橋本典子
■特定商取引法に基づく表記
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目標は ¥65,000 に設定されています。
プロジェクトは 2016/11/25 に達成し、2016/11/27に募集を終了しました。
セルビアンナイト参加権(セルビア料理・旅のお土産ワインつき) [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 13 | 数量限定あと 2
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