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きびだんごでのプロジェクト挑戦、第５弾です。
お米を発酵して地域で循環させるファーメンステーション、酒井里奈です。
こんにちは！発酵大好き！ファーメンステーションの酒井里奈です。 岩手県奥州市前沢にあるラボの前で
ファーメンステーションは発酵の駅、という意味です。
岩手県で、地元のお米を発酵・蒸留して色々なものを作っています。まずはこの図を見ていただいて。。。
 お米から化粧品、卵、野菜等、ぐるぐる広がる循環
農家さんが栽培するお米を私たちのラボ（工場）で発酵・蒸留、エタノール（アルコール）を作っています。
このエタノールを化粧品の原料として販売、オリジナル化粧品やライフスタイル雑貨を作っています。
これまでも、きびだんごで、アウトドアスプレー やシナモンスプレーなど、みなさまにご支援いただきました。
 アウトドアスプレーは虫除けだけではなくて、マスクスプレーや風邪予防、花粉症対策などで通年の人気商品になりました！
みなさまにご支援いただいたこれらのプロダクトは、おかげさまで全国、さらには海外のお店でもお取り扱いいただくようになっております。
 米もろみ粕はたくさん出るので、近くの養鶏農家さんのにわとりさんの餌として利用、「まっちゃん卵」はやさしい味で地元でも人気です。
さらに、仲間の農家さんが、このにわとりさんの鶏糞を奥州市内の田んぼや畑に肥料と使って、美味しいお米、トマト、ピーマンになり。。。
最近では外国からもお客様がいらっしゃるようになりました。
 イスラエルからのお客様
さて、前置きが長くなりました。
今回のプロジェクトは、、、主役はエタノールではなくて「米もろみ粕」発酵を経たお米は化粧品にもなりますが、アミノ酸を含む美味しいエサにもなります。
今回は、いつもの私たちの奥州市のお米ではなくて、牛農家さんからお米をお預かりしました。
 （繰り返しになりますが、、、左側の「残さ（米もろみ粕）」というところ。
現場も、奥州市から飛び出して、雫石にも広がります！
雫石は、奥州市から車で北へ１時間程度。
今回取り組むのは牛肉です！！ファーメンステーション 、初めての食べるものに挑戦です。
今回の仲間は、牛をこよなく愛する「東京宝山」の荻澤紀子さんと
 牛肉のプロ！
雫石の畜産家「中屋敷牧場」の中屋敷敏晃さん。
 中屋敷さんの牧草地にて
出会いは、、、荻澤さんと初めて会ったとき、牛と牛肉に対する溢れる愛と興味と知識に圧倒されました。
（ネックレスも牛でした）
私たちの循環の取り組みのお話をしたときに、炊いたお米をあげた牛のお肉が美味しいという話から「そのエサ、うちの子たち（牛さんです）にも食べさせてみたい！」と言っていただき、「いつか米もろみ粕を使っていただけたらいいな」と思っていました。
そこから３、４年が経過。
中屋敷さんが協力してくださることになり、中屋敷牧場の牛に私たちの米もろみ粕を食べてもらえることになりました。
牛のお話さて、今回、私たちの米もろみ粕を食べてくれるのは、ジャージー牛のオス。
ジャージー牛と聞くと、牛乳やヨールグルトを思い浮かべる方も多いと思います。
ジャージー牛は通常は乳牛として出回っていて、お肉はあまり出回っていません。
肉量があまり取れないこともあり、市場で販売しても元が取れないことが多いので、お肉用の牛として育てられないことが多いのですが、、、
ちゃんと育てたジャージー牛のお肉はとても美味しいのです。
 ジャージーの子牛
ジャージー牛乳の味わいが濃いのはみなさんもご存知の通りですが、ジャージー牛の赤身肉も同じように、しっかりとした味わいを楽しむことができます。
（と、荻澤さんに教えていただきました）
それでも、乳を出すことができないオスは、肉量が取れないという先ほどの理由で、生まれてすぐ処分されてしまうこともあるそうです。
せっかく生まれてきた命、そんな状況が少しでもなんとかできたら、ということで、
荻澤さんと中屋敷さんは数年前から、ジャージー牛肉の食用化にチャレンジしています。
会って来た！今年の４月、荻澤さんと私、ファーメンステーション奥州ラボのスタッフと３人で、
中屋敷さんに会いに行って来ました！
とにかく研究熱心な中屋敷さん。
牛の餌である牧草の研究者の方に新しい品種について教えてもらうために盛岡の研究所にいらっしゃるのにも同行させていただきました。
（その後、牧草をより生かした牛づくりのために、ニュージーランド視察研修にも行かれたそうですよ！）
こちらが中屋敷さんの牧草地。
 こんな気持ちがいいところがあるのか！！！！と思うような素敵な場所で。。。
 テンションもアップし。。。
 私の頭に流れるBGMは、サウンドオブミュージックのオープニング。。。
思わず駆け回ってしまいました。。。
その間も、中屋敷さんは研究者の方と牧草談義を。。。
こんなに大切に育てた牧草を食べている牛さんたちは幸せですね。
 そして、私たちの米もろみ粕が入っている餌がこちら。
 ちょこっと食べさせてもらいました。漬物みたいに酸っぱくて、歯ごたえもあり美味しかったです！本当に。
これには感動しました。私の長年の夢が。。。
この餌の元々のベースは、ビール粕、オカラなどの食料副産物をメインにした発酵飼料で、地域での資源循環と牛への優しさを考慮したエコフィードです。
そちらに今回、オリジナルとして、私たちの米もろみ粕を入れた餌を作ってもらいました。
そして牛とご対面
 ファーメンステーションスタッフ 実家で牛を育てていたこともあり、すぐに仲良しに。。。
餌を美味しそうに食べているのも見せていただきました。
中屋敷さんに、米もろみ粕の影響を聞いてみたところ、香りが良くなり、牛たちの食いつきが良くなった気がする、とのこと。
さらに感動。。。
これまでやってきてよかった！
 きれいな牛舎でした
この素晴らしい環境で愛情を持って大事に育てられた牛たちです。
大切にこの命をいただこう、と思いを強くしました。
今回ご用意するのは、、、さて、今回ご用意させていただくのは、
月齢（牛は月で数えるんですね）31ヶ月のジャージー牛のオスのお肉。
お肉は一番美味しい状態でお届けできるよう、荻澤さんの指示のもと、2週間ほど「枝肉で吊るしてから」
 熟成中。。。荻澤さんはテレビの人気料理番組で「肉を熟成させるプロ」として登場したこともあるんです。
加工される予定です。
初めての小売りです！荻澤さんの手がける牛肉は、普段は都内有名レストランを中心に卸販売をされていて、
一般の方向けに、このような形で販売するのは初めて！
一流シェフと言われる皆さんが、是非欲しい！と声を上げる、というお肉。
ちらっと写真を。。。
   こちらはある有名レストランで調理されたジャージーのお肉
今回は、牛１頭の半分「半頭」分を、このきびだんごでお取り扱いしたいと思ってます。
ステーキになるようなところだけ一部、ではなくて、しっかり命に向き合わせていただきたいと思い、すべての部位を使って、それぞれの部位を生かした形でご用意させて頂きます。
集めたい金額は６０万円。
これだけ集まれば、ある部位の一部だけではなく、牛の半頭分をそのまま引き受けることができます。
荻澤さんに教えていただき勉強中ですが、お肉っていろいろあるんですね。。。
そともも、うちもも、らんいち、しんたま、ともばら、すね、ぶりすけ。。。
 何度もレクチャーしていただき、、、
ずばり、ご用意するのは、色々楽しむコース。
ジャージー牛の福袋！！
細かい部位をご指定いただくのは難しいので、今回はある程度の中身をお任せいただくことになりました。（だから「福袋」！）
３種類のコースをご用意しました。
5,500円「お手軽お試しコース」
10,500円「ステーキ２枚と色々お試しコース」
20,600円「どーんとステーキ８枚コース」
お料理が得意な方は、ステーキ以外の様々な部位が入っているコースが楽しいかもしれません。
お料理が得意でない方も大丈夫！お肉をそのまま焼いて美味しくいただいてください！
ステーキ、ローストビーフ
すきやき、しゃぶしゃぶ、牛丼、炒めもの
にこみ、カレー、ハンバーグ など、様々なお料理になります。
２ヶ月冷凍でも美味しく食べていただくことができますので、これからの季節クリスマス、年末年始にもおすすめです！
おまけも豪華！さらに、このお肉を美味しくいただく仲間もご用意しました。
ネパールのブラックペッパーお肉を美味しく焼くための最高のお供をご用意しました！
私たちのエタノールを使ってお化粧品を作っていらっしゃるフェアトレード団体「ネパリ・バザーロ」さんからご提供いただきました。
ネパリ・バザーロさんの活動拠点であるネパールの森の中で育ったスパイスです。
ネパリ・バザーロの皆さんが、実際にネパールに行き、現地の生産者と協力し、農家さんを一軒一軒まわって集めたブラックペッパー。
スパイスを粗挽きにして、パッキングするのは、ネパールの女性達。貴重な仕事となっているそうです。
ネパリさんのスパイスは、フレッシュでどれも最高に美味しいので、我が家でも愛用しています。
今回はお肉に一番合いそうな、ブラックペッパーを選びました。
 お米と烏骨鶏の卵このお米と卵は、私たちの循環の中から生まれた農産物です。
卵は、奥州市水沢のまっちゃん農園の代表「鶏」締役、松本崇さんの「まっちゃんたまご」。
エタノールを作る時にできる「米もろみ粕」を餌として食べているニワトリさんの産んだ卵なので、今回のジャージー牛の兄弟みたいなもの！？
山の中で元気に平飼いで育っている鶏の卵は、さっぱりして優しい味。私たちも大ファンです。
今回ご用意したのは、いつものニワトリさんの卵ではなくて、最近、まっちゃん農園に仲間入りした烏骨鶏！！うこっけいですよ！
貴重な卵を特別に分けていただきました。
そして、お米は、一緒にツアーやイベントを実施している「農家民泊まやごや」の及川久仁江さんの「ほんにょ米」。
まっちゃん農園のにわとりさんの鶏糞を肥料として使っています。
「ほんにょ」（天日干し）のお米は、炊いたらピカピカ、私たちのツアーでの一番のご馳走です。
 烏骨鶏さんたち。堂々としている。。。
 これが奥州市の「ほんにょ」太陽の光を浴びてお米がさらに美味しくなります
 久仁江さんは、ご飯炊き名人！
最後に去年の４月、エイプリルフールで見た夢がこちら。
家で牛を飼うのか！と本気でお問い合わせをいただいたこともありましたが、、、
この夢にまた一歩、近づきました。
私たち、ファーメンステーション で取り組むのは、様々な未利用資源を発酵させることで、新たな役割が生まれ、素敵なものに変わっていくこと。
いつもの奥州の仲間、そして荻澤さんと中屋敷さんのような新しいお仲間の力を得て、発酵で楽しい社会を！というファーメンステーションのスローガンが、当たり前の世の中になる日は遠くないと思っています。
是非、お力添えいただけたら嬉しいです。
 よろしくお願いいたします！
■特定商取引法に基づく表記
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目標は ￥600,000 に設定されています。
プロジェクトは 2018/11/15 に達成し、2018/11/20に募集を終了しました。
■■■追加特典■■■『循環農業応援特典』 [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 4
お手軽にお試しコース [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 40 | 数量限定あと 0
【早めでお得！】 お手軽にお試しコース：ネパールのブラックペッパー付き [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 5 | 数量限定あと 0
お手軽にお試しコース：奥州の烏骨鶏卵と今年の新米付き [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 5 | 数量限定あと 0
ステーキ２枚といろいろお試しコース [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 20 | 数量限定あと 0
ステーキ２枚といろいろお試しコース：ネパールのブラックペッパー付き [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 5 | 数量限定あと 0
どーんと豪華にステーキコース：ネパールのブラックペッパー付き [送料・税込み]
お届け・提供予定時期
サポーター数 5 | 数量限定あと 0
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