▶岩手県奥州市、どこにあるかご存知ですか?岩手県奥州市。2006年に合併する前は、胆沢、水沢、前沢、衣川、江刺といった地名で呼ばれていた岩手県の南に位置する内陸の地です。古くは坂上田村麻呂と戦った蝦夷(えみし)が住んでいた地ですが、現在は美しい田園風景が広がる岩手でも有数の稲作地域です。 胆沢の秋になると奥州市内に出現する名物「ほんにょ」のある風景。 ▶「お米からエタノールとエサと色々を作る地域循環プロジェクト」ここでは、これまでにない珍しい地域の取り組みが近年注目され始めています。発案したのは、お米の消費低迷を心配した米農家のみなさん。休耕田だった水田に非食用米(私たちの食卓で頂く品種とは違う多収穫品種のお米「つぶゆたか」)を栽培し、そこからエタノールや家畜のエサ、さらには石鹸や消臭剤などのハイエンドなプロダクトを生み出す循環型プロジェクトです。長年農村で暮らす農家の皆さんと、発酵を専門とする東京の会社、ファーメンステーションが出会ったことで生まれた、これまでにないイノベーティブな試みです。 ▶自己紹介こんにちは!株式会社ファーメンステーションの代表、酒井里奈です。もともと発酵技術に関心のあった私が、この事業に関わるようになったのは、5年前。100年先を見据えたビジョンを持った奥州の農家さん、自治体の皆さんに出会い、語り合ううちに、この地に魅了されました。お米がどうやってできるかもよく知らなかった都会育ちの私には、いまだに新しい発見の連続です。 ※協同プロジェクトとは「my夢・マイム・奥州(まいむ・まいむ・おうしゅう)」という東北の田園風景の維持、農業の所得向上、エネルギーや飼料の地産地消、新たな産業の創出を目的とした地域循環プロジェクトです。 ▶なぜツアーをやるの?私達の取り組みは、今年度アメリカ大使館の日本起業家賞2014のファイナリストや、DBJ女性新ビジネスプランコンテストで地域イノベーション賞を受賞しました。受賞後に多くの方から現場を見てみたいとのお問い合わせを頂き、この取り組み現場を中心に、プロジェクトを支える現地農家さんのお話を伺いながら、農村と都市の未来のあり方を一緒に考える機会になればと企画いたしました。 お迎えするメンバー。左から2番目が酒井です。 ▶いつ実施する、どんなツアー?ツアーは2回実施します。 当日はお昼過ぎに新幹線の水沢江刺駅で集合です。まずは私達のスタート地点である胆沢区の美しい田園風景にご案内。そこから、原料のお米を栽培している水田、エタノールを作っている現場(お米が発酵していますよ)、養鶏農家さん、仲間の経営する産地直売所などをご案内。 夕食には、奥州の仲間が始めた農家レストラン「まだ来すた」(まだきすた:また来ました。の意)で美味しいご飯を食べながら、皆様との交流会も企画しております。農家のお母さん達が経営するこのレストラン、東北各地からお客さんがいらっしゃる人気のお店。私達のメンバーの及川久仁江さんのお宅の天日干し「ほんにょ米」を、昔ながらの南部鉄器「ぬか釜」で炊いたご飯は、つやつやしてそれは美味しいんです。 そして、近隣でとれたとれたて野菜、胆沢の特産品ピーマンを使ったピーマン味噌を挟んだ地元の大豆のはさみ揚げ、お母さん達の手作り漬物など、どれも農家の皆さんが自分達が大好きで食べていたものを丁寧に作って下さいます。 今回、特別に夜のコースをご用意いただくことになりました。宿泊先は、仲間の農家さん達の民泊などをご紹介致します。 ▶旅を楽しくする「キビダンゴ」!?」このツアーオリジナルの旅のお供セットもご用意しました。発酵したお米を食べたニワトリの卵を使ったゆで卵、プロジェクトメンバーの及川久仁江さんが運営する「おやつや」さんのクッキー、発酵したお米入りの洗顔石けん「奥州サボン」お試しサイズを、布袋に入れてお渡しします! 洗顔石けん「奥州サボン」。奥州のお米を発酵させて作っています。 ▶ツアー内容日程 集合 訪問場所(予定) ・私達のプロジェクトの水田見学。アグリ笹森さんがお出迎え。「つぶゆたか」という普段食べているお米とは違う品種のお米が無農薬で育っている様子をご覧下さい。 ・道中で、胆沢の人々がいかに水を大事にしてきたか、水が田んぼにたどりつくまでの路を辿りながら胆沢、水沢を旅しましょう。むかしながらの「円筒分水」をアグリ笹森さんとご案内します。 アグリ笹森の皆さん ・ファーメンステーションの奥州ラボ ファーメンステーション奥州ラボは元酒蔵。(2014年7月現在) ・松本養鶏場 松本養鶏場ではこんな小さなヒヨコから大切に育てていきます。 ・及源鋳造株式会社 ・近くの産地直売所でお買い物タイム ・夕食前に、近くの温泉でお風呂に入りましょう。(希望される方のみ) ・夕食と交流会 農家民泊「まやごや」のぬか釜で炊いたご飯。 ▶お話いただく皆さん(予定)・及川久仁江さん ・清水ご夫妻 ・佐藤功さん <農事組合法人アグリ笹森のみなさん> ・翌朝は、それぞれの宿泊場所で朝食を楽しんで下さい。 ・翌日オプション(どれかをお選びください)☆別料金です ▶参加費 9,000円水沢江刺駅までの交通費と宿泊費は含まれておりません。 ▶宿泊先のご紹介ご希望の方にご紹介いたしますので、お知らせ下さい。 農家民泊A:「まやごや」・胆沢区(農村) 農家民泊「まやごや」。真ん中の方がオーナーの及川久仁江さん。 民泊B 「清水さんご夫妻宅」・江刺区(山間部) 清水さんご夫妻宅の離れにあるそば打ち小屋。清水さんのご主人手作りのそば打ち台がずらりと並びます。ここで手打ちするお蕎麦は絶品。 ▶私達の取り組みを、もう少し詳しくご説明しますと。。。こちらでは見学の中心となる「お米からエタノールとエサと色々を作る地域循環プロジェクト」についてご紹介いたします。 《循環その1》休耕田を開墾して原料米を栽培、岩手県奥州市水沢区の旧酒蔵でエタノールとエサを製造しています。 《循環その2》美しい田園風景、新たな産業を次の世代へ。 《循環その3》原料となる米は日本有数の米どころ、岩手県奥州市胆沢(いさわ)の米農家さんが減農薬、無化学肥料で生産しています。そのお米を酵母の力で発酵させた「もろみ」。ぷつぷつと発酵する音が聞こえてきます。全て手作業で丁寧に発酵させたこのもろみを丁寧に蒸留、ゆっくりと時間をかけて、エタノールを抽出しています。 《循環その4》エタノールは地域で利用できる農機具やアルコールランプの燃料として、そして、消臭スプレーや化粧品等の原料として、付加価値のある新製品作りの提案をしています。 《循環その5》エタノールと同時にできる米もろみ粕は石鹸の原材料として商品化されています。丁寧に破砕した玄米を利用。廃液処理もせずそのまま利用するので、米ぬか、麹、酵母の成分が贅沢にたっぷり含まれています。 《循環その6》米からエタノールを作る工程で発生する「蒸留残さ」(米もろみ粕)は飼料にもなります。 ▶最後に都市生活者の私たちの生活は、農業地域に多く支えられています。農業といえば、食物を主に思い出しますが、実は、都市では想像できない最先端な取り組みも農村では語られています。 ▶特定商取引法による表記事業者: 株式会社ファーメンステーション(マイムマイム奥州事務局) |
目標は ¥72,000 に設定されています。
プロジェクトは 2014/07/05 に達成し、2014/07/10に募集を終了しました。
【奥州循環型農業体験ツアー】①2014年7月12日(土)〜13日(日)×1名様分
お届け・提供予定時期
サポーター数 5 | 数量限定あと 3
【奥州循環型農業体験ツアー】①2014年7月12日(土)〜13日(日)×2名様分
お届け・提供予定時期
サポーター数 0 | 数量限定あと 1
【奥州循環型農業体験ツアー】①2014年7月12日(土)〜13日(日)×3名様分
お届け・提供予定時期
サポーター数 0 | 数量限定あと 1
【奥州循環型農業体験ツアー】②2014年7月19日(土)〜20日(日)×1名様分
お届け・提供予定時期
サポーター数 3 | 数量限定あと 0
【奥州循環型農業体験ツアー】②2014年7月19日(土)〜20日(日)×2名様分
お届け・提供予定時期
サポーター数 1 | 数量限定あと 0
【奥州循環型農業体験ツアー】②2014年7月19日(土)〜20日(日)×3名様分
お届け・提供予定時期
サポーター数 1 | 数量限定あと 0
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